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『オメガ・シティのぼうけん』ほか

◎豊田有恒『オメガ・シティのぼうけん』岩崎書店・あたらしいSF童話(85)
◎『SF映画大全 空想科学映画史大研究 完全保存版』タツミムック(97)
オメガシティのぼうけん.jpg SF映画大全.jpg
◎「宇宙塵20周年を祝う会 COSMIC ON'77」進行台本・決定稿
 文字通り、宇宙塵20周年を祝う会「COSMICON'77」の台本です。野田昌宏さんのサイン入り。
 右は、そのパンフレット(77)です。
宇宙塵20周年を祝う会・進行台本.jpg COSMICON'77・パンフレット.jpg
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『邪香草』ほか

◎眉村卓『幻影の構成』ハヤカワJA文庫(73)
◎田中光二『スフィンクスを殺せ』ハヤカワ文庫JA(76)
 この2冊で、ハヤカワ文庫JAの100番まで揃いました。6年ほど前、50番まで揃えようと思い立ち、のちに100番までに。この100冊のなかに私にとっての日本SFが凝縮されていると言っても過言ではありません。ほとんどの作品は既読。そして別バージョンを所有していますが、それとは別に揃えておきたかったのです。嬉しい。
幻影の構成(ハヤカワJA文庫).jpg スフィンクスを殺せ(ハヤカワ文庫JA).jpg
◎『邪香草 恋愛ホラー・アンソロジー』祥伝社文庫(03)
 同じく祥伝社文庫の〈恋愛ホラー・アンソロジー〉『勿忘草』と『鬼瑠璃草』を半年ほど前に購入(→この記事)。『邪香草』を探していました。
◎北村薫『遠い唇 北村薫自選日常の謎作品集』角川文庫(23)
 一昨日買った『遠い唇』角川文庫(19)の増補版。こんな本が出ているのなら、前の本、買わなければよかった、と思いつつも、増補版ではエッセイ「和田誠さんのこと」がカットされています。前の本も無駄ではありませんね。
◎荒川洋平『日本語という外国語』講談社現代新書(09)
 外国語として日本語を見ると……。面白そうです。
邪香草.jpg 遠い唇 北村薫自選日常の謎作品集.jpg 日本語という外国語.jpg
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映画『愛がこわれるとき』

 映画『愛がこわれるとき』(1990年)を観ました。
 ドメスティックバイオレンスで潔癖症の夫から、水死を装って逃げ出した妻。しかし、妻が生きていることに気づいた夫はストーカーと化します。じわじわと迫る夫の魔手。そして、ついに発見され……。
 ラスト数分まで、はらはらどきどき。いやあ、面白かったです。
愛がこわれるとき.jpg 愛がこわれるとき(あらすじ).jpg
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『密書の行衛』

 北原尚彦編『密書の行衛 コナン・ドイル少年少女翻案集』盛林堂ミステリアス文庫(24)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 まずは目を惹くのは、古色蒼然たる表紙です。大正7年(1918年)刊の元版の表紙を流用したもの。なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。大好物。
 内容も面白そうで、読むのが楽しみです。
密書の行衛.jpg
 通販はこちら
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『内臓幻想』

◎友成純一『内臓幻想』ペヨトル工房(93)
 帯背に「映画フリークに贈るスプラッタ映画評論」とあります。目次を見ますと、好きな監督、好きな映画のタイトルがずららららら~。
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訃報:ジム・エイブラハムズさん

 ジム・エイブラハムズ監督の訃報に接しました。享年80。
 お笑い映画をたくさん撮られましたが、とにかく私にとっては、『トップ・シークレット』に尽きますね。この記事をご覧ください。ほんっとに面白かったです。
 今夜は追悼の意味を込めて、『トップ・シークレット』で笑わせていただきます。
 最高に楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
トップ・シークレット.jpg
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『遠い唇』ほか

◎北村薫『遠い唇』角川文庫(19)
 7編収録の短編集。
 表4に――
>宇宙人たちが日本の名著を読むユーモア作「解釈」、乱歩へのオマージュ「続・二銭銅貨」など、
 おお、面白そう。
◎筒井康隆『おれに関する噂』新潮文庫(78)
〈新潮文庫20世紀の100冊〉バージョンです。持っていますが、ついふらふらとレジへ。
遠い唇.jpg おれに関する噂(新潮文庫20世紀の100冊).jpg
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『街の眺め』

 先日、ツイッターを眺めていましたら、内海隆一郎の掌編小説集『街の眺め』の見たことのない表紙が目に飛びこんできました。え? 何これ。知らない。
 投稿者に質問したところ、書誌データをご教示くださったばかりか、「よければ進呈する」というありがたいお申し出!
 嬉しい。しかし、ツイッター上でしか付き合いのない方に、そんなことしてもらっていいものか。う~~~む。
 この本はU-CAN講座の教材用に発行されたもので、一般販売はされていない様子。そんな本を入手するのは至難の業です。悩みましたけれど、ご厚意をありがたく受けることにしました。
 ということで本日、その本が届きました。
◎内海隆一郎『街の眺め』U-CAN生涯学習局(発行年月日不記載)
 毎日新聞社(90)、文春文庫(93)の書影も隣に載せておきます。
街の眺め(U-CAN).jpg 街の眺め(毎日新聞社).jpg 街の眺め(文春文庫).jpg
 本当にありがたく、嬉しいです。感謝!
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映画『パッセンジャー』

 映画『パッセンジャー』(2016年)を観ることにしました。ジャケットの紹介文を読み、私好み、と思ったからですが――
>なぜか2人の男女だけが90年も早く目覚めてしまう。
 ではなくて、冬眠ポッドの故障で早く目覚めてしまった男が孤独に耐えきれず、眠っている女(好みの女性)を強制的に目覚めさせてしまう、ではないですか。
 男が女を起こしてしまうまでは、いつ女は目覚めるんだろう、男、狂喜するだろうな、なんて思いながら観ていたのですよ。大好きな手塚治虫『火の鳥~未来編~』のマサトと男を重ね合わせたりもして、ね。それなのに……。
 なんということを!(怒)
 男に対する嫌悪感が爆発。途中(開始46分/尺は116分ですから3分の1強)で観るのをやめようとも思いましたが、念のため評判をチェックしてみたら、けっこうな高評価。我慢して、最後まで観ました。
 結果――
 かなりドラマティックな展開が待っていて、途中でやめなくてよかったとは思います。しかし……。男女とも冬眠ポッドの故障で目覚めたとしても、こういう話(宇宙船の危機を男と女が協力して回避)にできたのではないかなあ。それに、いくら結果オーライであろうとも、ハッピーエンドで終わろうとも、男が女を起こしたこと――自分の欲望のために縁もゆかりもない女性を犠牲にしてもよいと考え、それを実行に移したことは受け入れがたいなあ。いや、気持ちはわからないことはないですけどね。
 最後まで観てよかったとは思いますが、あと味の悪さは残ったのでした。
パッセンジャー.jpg パッセンジャー(あらすじ).jpg
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映画『巌窟の野獣』

 映画『巌窟の野獣』(1939年)を観ました。アルフレッド・ヒッチコック監督、ダフネ・デュ・モーリア原作。このコンビの映画は『鳥』(1963年)と『レベッカ』(1940年)を観たことがあります。『鳥』は何度も。デュ・モーリア原作の映画となりますと、ほかに『謎の佳人レイチェル』(1952年)や『赤い影』(1983年)も観ました。どれも面白かったです。
 今作は海賊の巣窟〈ジャマイカ亭〉を舞台に繰り広げられる冒険活劇。善人と思ったら悪の親玉で、悪人の仲間と思ったら警官で、悪人かと思ったら根はそうでもなく……。最後がいささか呆気なかったのが残念ですが、二転三転するストーリーは楽しかったです。
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TVドラマ『恐怖の館』

 TVドラマ『ボリス・カーロフのスリラー 恐怖の館』(1960年)を観ることにしました。ボリス・カーロフがホストを務める1話完結ドラマです。
 DVDボックスを買ったのは、えーと、2013年9月23日ですか(→この記事)。買っただけで、11年も放置していたことになります。まあ、よくあることではありますけれど(苦笑)。
 このDVDボックスに収録されているのは全10話(各50分)。ぼちぼちと観ていこうと思います。
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『ぼくの宝物絵本』

◎穂村弘『ぼくの宝物絵本』河出文庫(17)
>古今の名作絵本をオールカラーで紹介!
 おおっ!
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『植物掌景』『世界掌景』

◎藤田雅矢『植物掌景 藤田雅矢 マイクロノベル自選集』私家版(?)
◎藤田雅矢『世界掌景 藤田雅矢 マイクロノベル自選集2』私家版(?)
 マイクロノベル集です。すべてのページにフルカラーの写真を掲載。
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劇場版アニメ『がんばれ!!タブチくん!!』


 ユーチューブにて、西田敏行さん追悼として劇場版アニメ『がんばれ!!タブチくん!!』(1979年)が期間限定配信されています(11月16日配信開始、終了日不明)。
 先ほどから流し始めました。いやあ、懐かしい……。
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訃報:北の富士勝昭さん

 起床してパソコンを立ち上げたら北の富士さんの訃報が目に飛びこんできて、びっくり。享年82。
 全盛期の姿は、まだ私が子どものころだったこともあり、あやふやな記憶しか残っていないのですが、かっこいいお相撲さんだったという印象は強く残っています。大相撲中継の解説者席で映る姿も、最晩年までかっこよかったですね。そうか、もうあの解説は聞けないのか。淋しいです。
 長い間、ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 土俵で躍動する姿を見て追悼しようと、北の富士さんが活躍するDVDを取り出してきました。いずれもベースボール・マガジン社の発行です。
『大相撲名力士風雲録⑱北の富士 玉の海 琴櫻』
大相撲名力士風雲録⑱.jpg
『映像で観る国技大相撲 №⑭名勝負セレクション昭和39~42年』
『映像で観る国技大相撲 №⑬名勝負セレクション昭和43~46年』
『映像で観る国技大相撲 №⑫名勝負セレクション昭和47~48年』
映像で見る国技大相撲⑭.jpg 映像で見る国技大相撲⑬.jpg 映像で見る国技大相撲⑫.jpg
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映画『シンデレラ』

 映画『シンデレラ』(1914年)を観ました。モノクロのサイレント映画です。ただし、私が観たのは日本語の活弁つき。
 楽しく観終えましたが、私の知っている「シンデレラ」ストーリーとは細かな差異があり、気になりました。たとえば、シンデレラを助けてくれるのは魔法使いではなく、妖精だったり、とか。
 この映画の原作はシャルル・ペローの「シンデレラ(サンドリヨン)」らしいので、原作を確認しようと、C・ペロー『サンドリヨン フランス童話集』東洋文化社(80)を手に取りました。さっそく本文を読みますと――あらあら、この本では仙女! こういうの、面白いです。
シンデレラ(1914).jpg サンドリヨン.jpg
シンデレラ(あらすじ).jpg
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 ところで。
 12時になると魔法の効力が消え、すべてが元に戻りますが、なぜガラスの靴だけはそのまま? と疑問に持たれる方も多いのではないでしょうか。
 実は、ガラスの靴だけは魔法で作られたものではないんですよね。
『サンドリヨン フランス童話集』より抜粋しますと――
>仙女が、魔法の杖でサンドリヨンに触れただけで、サンドリヨンの服は、たちまち、宝石をぬいとめた、金糸銀糸の布でできた服にかわりました。それから天女は、この世に二つとない、美しいガラスの靴をくれました。
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『トンデモ本の世界』ほか

◎山本弘『トンデモ本の世界』宝島社文庫(99)
 実は本書の続編『トンデモ本の逆襲』洋泉社(96)には私も資料を提供しており、初刊本はいただきました。宝島社文庫版(00)は自腹購入。宝島社文庫版の正続、並べたくなりました。
◎山本弘『ニセ科学を10倍楽しむ本』ちくま文庫(15)
 存在を知りませんでした。山本さんらしい本ですね。
トンデモ本の世界.jpg トンデモ本の逆襲.jpg ニセ科学を10倍楽しむ本.jpg
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映画『無邪気な悪魔におもちゃが8つ~大人狩り~』

 映画『無邪気な悪魔におもちゃが8つ~大人狩り~』(1974年)を観ました。
 無邪気な悪魔=子ども、おもちゃ=大人、です。
>惨殺シーンの連続。―中略―現在では作り得ない、残酷スプラッター・ムービー堂々解禁!
 とあり、期待が高まったのですが、残念ながら思いっきり期待外れでした。殺しのシーンは惨殺というほどではないし、スプラッタというほど血しぶきは飛ばないし……。全体的な雰囲気は悪くはないと思うのですけれどね。
無邪気な悪魔におもちゃが8つ.jpg 無邪気な悪魔におもちゃが8つ(あらすじ).jpg
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『どうして勉強しないといけないの3+α』

 橋本喬木さんより新著『どうして勉強しないといけないの3+α』私家版(24)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
『どうして勉強しないといけないの?』私家版(22)、『どうして勉強しないといけないの2』私家版(23)に続くコラム集第3弾です。
『どうして勉強しないといけないの2』には「ショートショートを読みましょう」なる表題のコラムがありました。今回は「ショートショートを書きましょう」。4冊目が出るとしたら、「ショートショートを発表しましょう」かな。
どうして勉強しないといけないの3+α.jpg
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訃報:谷川俊太郎さん

 谷川俊太郎さんの訃報に接しました。享年92。
 詩人と紹介されることが多いですが、私にとっての谷川さんは小説家としての存在が大きいです。ショートショート集『花の掟』(文庫化にあたり『ぺ』と改題。3編増補)は、ショートショート・ファン必読。童話『ワッハワッハハイのぼうけん』も面白かったなあ。
 楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
花の掟.jpg ぺ(講談社文庫).jpg ぺ(ランダムハウス講談社文庫).jpg
『花の掟』理論社(67)/『ぺ』講談社文庫(82)*3編増補/ランダムハウス講談社文庫(08)
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映画『新・暗くなるまで待って』

 映画『新・暗くなるまで待って』(2007年)を観ました。昨夜観た『暗くなるまで待って』(1967年)のリメイクです。
 盲目の女性が一人でいる部屋に悪人が侵入という基本設定は同じですが、ストーリーは完全なオリジナルです。
 いやあ、面白かった。シナリオとしては『暗くなるまで待って』のほうが凝っていると思いますが、緊張感ではリメイクのほうが上ですね。冒頭から最後まで、はらはらどきどき。大満足です。
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映画『暗くなるまで待って』

 映画『暗くなるまで待って』(1967年)を観ました。昨年11月、朝松健さんに薦められた映画です。1年経って、ようやく(笑)。
 盲目の主人公を襲う、悪人3人組の悪だくみ。ずーっと、はらはらどきどきでした。
 ほんと、面白かったです。朝松さん、ありがとうございました。
暗くなるまで待って.jpg 暗くなるまで待って(あらすじ).jpg
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『人形の墓』ほか

◎美内すずえ『人形の墓 美内すずえ作品集』角川ホラー文庫(23/改版)
 初版(94)は所有(書影、右側)。表紙が気に入って、買ってしまいました。
◎構俊一『小学1・2年で習うのに大人も読めない漢字』幻冬舎(20)
 こんなの楽しくて楽しくて。
 書影の下に載せたのは帯です。さらにカバー袖には「漢数字は意外に難読!」として「一足飛び/二夜の月/三和土/四十肩/重五/十六夜/七草粥/八寒地獄/九十九折/十手/凡百」が挙げられています。私も間違えて覚えていた漢字があり、冷や汗。
人形の家(改版).jpg 人形の家.jpg 小学1・2年で習うのに大人も読めない漢字.jpg
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本屋さんブックチャーム・工作編

 本屋さんブックチャーム(全6種)を揃えたのは今年6月16日です(→この記事)。
 その後、ちくさ正文館書店のもあればいいなあと思いましたが、もし第2弾があったとしても、作られることはないでしょう。だったら――
 自分で作ろう。ちくさ正文館書店のカバーを(もちろんサイズを合わせて)印刷して、どれか1個に巻いちゃえば。
 しかし、せっかく揃えたのに……と1個を選ぶことができません。
 そうこうしているうちに、本日、本屋さんブックチャームのガチャに遭遇。迷わず回しました。どの本屋さんが出ても構わないので、気楽です。
 そんなこんなで、わが家の本屋さんブックチャームは全7種になりました。
本屋さんブックチャーム(7種).JPG
 満足しております。
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映画『トゥモロー・ワールド』

赤ちゃんよ永遠に.jpg セブン・シスターズ.jpg トゥモロー・ワールド.jpg
『赤ちゃんよ永遠に』(1972年)は出産が禁止された世界、『セブン・シスターズ』(2017年)は極端な一人っ子政策の世界、そして『トゥモロー・ワールド』(2006年)は子どもが生まれなくなった世界。『赤ちゃんよ永遠に』『セブン・シスターズ』は大好きな映画ですが、『トゥモロー・ワールド』は観たことがありません。
 ということで、『トゥモロー・ワールド』を観ました。
 2027年。最後の子どもが生まれてから18年。ひとりの少女が妊娠! その少女を連れての逃避行です。妊娠がばれたら大騒ぎになりますが、少女は妊娠8か月。お腹は目立つし陣痛に見舞われるし、さらには逃亡中に破水……。
 期待していた内容とはいささか違いましたが、面白かったです。
トゥモロー・ワールド(あらすじ).jpg
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 画像クリックで拡大表示されます。

 そういえば、フィリップ・クローデル『子どもたちのいない世界』みすず書房(06)というショートショート集があったなあ。
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『街角ファンタジア』

◎村山早紀『街角ファンタジア』実業之日本社(24)
 先日、フリーペーパーをゲット(→この記事)し、気になっていたところ、書店でサイン本に遭遇(嬉)。
 5編収録の短編集です。
街角ファンタジア.jpg 街角ファンタジア(サイン).jpg
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映画『アイドル・ハンズ』

 映画『アイドル・ハンズ』(1999年)を観ました。
 グータラ高校生の右手が突然制御不能になり、殺人三昧。タイトルの「アイドル」は「idle(怠惰な)」で、つまりはグータラ人間に取り憑く悪魔のようです。
 切り離された腕が動き回る話は多いけれど、胴体にくっついたままというのは珍しいですね。右手は主人公の親友2人も殺しますが、なぜかその2人はゾンビのように甦り、以後は主人公を助けます。
 万策尽き、右手首を切り落とすという暴挙に出る主人公。それによって、ようやく自由を取り戻しますが、切り落とされた右手首は意にも介さず、というより胴体という邪魔物がなくなって自由に動けるようになり、パワーアップ&やりたい放題。
 ホラー・コメディではありますが、スプラッタ&ゴアシーンもなかなかのもので、あれやこれやてんこ盛り。これは掘り出し物でした。
アイドル・ハンズ.jpg アイドル・ハンズ(あらすじ).jpg

【追記】
映画『キラーハンド』1981年(→この記事
映画『ゾンビノイド 悪魔の手首』1981年
アニメ『妖怪人間ベム 〔第2話〕階段を這う手首』1968年
キラーハンド.jpg ゾンビノイド 悪魔の手首.jpg 妖怪人間ベムvol1.jpg
階段を這う手首.jpg

【追記2】
 モーパッサン「手」を思い出しました。いろいろな本に収録されていますが、ここは代表として、表題作となっている『夜歩く手』金の星社・世界こわい話ふしぎな話傑作集(84)を
夜歩く手.jpg
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映画『デビル』

 映画『デビル』(2010年)を観ました。
 エレベーターに閉じこめられた男女5人。照明が消えるたびに、ひとりずつ死体が増え……。緊迫感抜群です。スリラー映画と思って観ていて、犯人は誰だ? 真相は? と考えつつも、人間によるものではなく何か超自然的な現象が起こっているのではないかという思いもあり……。
 最後には驚きの真相が待っていました。ちょっと反則ではないかという気もしますけど、思い返してみると、(充分かどうかはともかく)伏線も張られていましたね。面白かったです。
デビル.jpg デビル(あらすじ).jpg
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『クネレルのサマーキャンプ』

◎エトガル・ケレット『クネレルのサマーキャンプ』河出書房新社(18)
 31編収録。表題作以外の30編は数ページと、極めて短いです。
 エトガル・ケレットの作品集を買うのは、『突然ノックの音が』新潮クレスト・ブックス(15)、『銀河の果ての落とし穴』河出書房新社(19)に続き、3冊目。いずれの作品集も短く、今後も要チェックの作家です。
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 本ではありませんが、100均(セリア)にてメモ帳を買いました。見た瞬間、衝動的に(苦笑)。文庫本よりひと回り小さいサイズ(B7判)です。
ムー・メモ帳01.jpg ムー・メモ帳02.jpg
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映画『アイズ』

 映画『アイズ』(2008年)を観ました。
 角膜移植で存在しないはずのものが見えるようになった女性。幻視なのか現実なのか予知なのか。
 根本的なアイデアは手塚治虫『ブラック・ジャック』のエピソード「春一番」と同じですが、もちろんプロットも真相も違います。ホラー風味を思い切り注入し、ミステリーの要素も5割増し。
 面白かったです。
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