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『招待状』ほか

 行きつけの書店(ちくさ正文館書店本店)に行ってきました。ここのところ毎週行ってますね。ふだんは月に2回程度ですから、いささかオーバーペースです。
◎赤川次郎『招待状 赤川次郎ショートショート王国』光文社(17)
 光文社文庫版は先月16日に買いました(→この記事)。単行本と文庫本、2冊を並べておきましょう。表紙が少し違うだけで、中身は全く同じです。こういう本の買い方をする人間がKindleを語ってはいけませんな(笑)。
招待状(単行本).jpg 招待状(文庫).jpg
 ブッツァーティ『世紀の地獄めぐり』(先月21日に入荷)の売れ行きを尋ねましたら、かなり良好とのこと。これまでに13冊が売れて、残りはこれだけ(→下の写真)。
ブッツァーティ.JPG
 イタリア文藝叢書は、3冊は面陳(下の写真、上の段)、1冊はスペースの関係で通常の棚差し(下の段、右端)になっていました。
イタリア文藝叢書.JPG
 ついでに、店内をパチリ。あんまり意味ないけど、アップしちゃいます(笑)。
店内.JPG
 古本屋を覗きつつ帰宅。
◎水木しげる『呪われた村』東考社・桜井文庫(85)
 ちょっと前に北原尚彦さんがツイッターで「水木しげる『呪われた村』を買った。ウインダムの翻案かと思いきや、なんとフィニイ『盗まれた街』だった」みたいなことを書いていました。
 何度か書いていますように、私は『盗まれた街』が大好きです。
 わあ、そんなのがあるのか。読みたいなあ。どっかで見かけたら買おう。――と思ってたところ、呆気なく(嬉)。
◎角田喜久雄『妖棋伝』桃源社(72)
 いらないんだけど、こんな本が店頭100均に転がっていたら、買ってしまいます。こういうことをするから、本が増えるんですよね。反省。
呪われた村.jpg 妖棋伝.jpg
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『日本語の難問』

日本語の難問.jpg 宮腰賢『日本語の難問』宝島社新書(11)を読んでいます。全96項目。冒頭から順にではなく、目次を眺めて、気になった項目をつまみ読み。
 いやこれ、抜群に面白いです。ふだん文章を書いていて、「ここ、どっちを使うべきかな。こっちにしよう」と感覚的に使っていた語句の違い(使い分け)が丁寧に解説されているのです。
 ああ、なるほどね。言われてみれば、その通り――と頷くことしきりなのでありますよ。
 どんな語句が取り上げられているのか。
 目次をご覧に入れましょう(画像クリックで拡大表示)。
目次01.jpg
目次02.jpg
目次03.jpg
 日本語フェチにはたまりません(嬉)。
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『らんま1/2』

 Kindleデビューしてから、そろそろ2ヶ月が経とうとしています。これまでのところ、購入した(有料の)Kindle書籍は小沢さとる『エムエム三太〔完全版〕【上】』のみ。
 読むという面に関しては電子書籍も悪くないですが、やはり私は紙の本が好きであることを実感しました。それに、ショートショートの資料となりますと、もちろん基本は中身を買っているわけですけれど、再刊本とか新装版とか、入れ物を買う場合も多いのです(実際、かなり多い)。
 とはいえ、まったくKindleを利用していないわけではなく、無料の本は気が向くと購入(と言えるのかな? 何しろ無料)し、楽しんでいます。ショートショート関連とコミックが多いですね。
 先ほど、無料コミックを適当に眺めていて、高橋留美子『らんま1/2』1~3巻(期間限定 無料お試し版)を発見。読んでみることにしました。
 高橋留美子の作品は若いころ、よく読みました。『うる星やつら』や『めぞん一刻』は全巻読んでいます。それと短編も。このあたりはどこかのダンボールに単行本が埋もれているはずです。
 1980年代後半からはマンガを読まなくなってしまい、この『らんま1/2』も、さらには『犬夜叉』も読まずに過ごしてきました。
 ということで、久しぶりの高橋留美子です。
 いやいや、これは面白い。あっという間に3冊を読み終えてしまいました。
 続きも読もうかと調べてみましたら――全38巻! うひゃ。
 積ん読マンガを退治している最中でもありますし、これは手を出さないほうがいいですね。

 と書いてから、ダンボールごそごそ。
『めぞん一刻』と『るーみっくわーるど』を発掘することができました。パラフィン紙が茶色くなっていますが、外せばカバーは綺麗だと思います。
めぞん一刻.jpg るーみっくわーるど.jpg
『めぞん一刻』の第10巻と第12巻には帯が付いています。映画、懐かしいです。
めぞん一刻10&12.jpg
『うる星やつら』は発掘できませんでした。何年か前、別の本を探しているときに見た覚えがあるので、処分はしていないはず。またいつか、どこからか顔を出すことでしょう。
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