『筒井康隆、自作を語る』
新刊書店に行き、筒井康隆/日下三蔵編『筒井康隆、自作を語る』早川書房(18)を買ってきました。
やはり、まずは気になる〈ネオ・ヌル〉近辺の話。私の名前も日下三蔵さんが出してくれ、嬉しい! なのですが、日下さん――
>かんべさんは「決戦・日本シリーズ」でデビューされた後に入会されています。
とも発言していて、はてな?
先日、小浜徹也さんも同じようなことを言ってたなあ。私の記憶と食い違うので、即座に否定したけど、日下さんまでがそんなことを言ってるんなら、私の記憶が間違っているのかなあ。そんなはずはないんだけどなあ。
不安になってきて、現物チェックをしました。
かんべさんの「NULL」初登場は2号(1974年5月31日発行)掲載の「絞首刑」で、商業誌デビュー作の「決戦・日本シリーズ」が掲載されているのは「SFマガジン」1975年1月号(194号)でした。
記憶、確かだった。ほっ。
このあたり、私は完全にリアルタイムで体験している(しかも「NULL」2号には拙作も掲載されている)のですが、日下さんも小浜さんも若いので、のちに知ったのでしょう。リアルタイムで体験していたら、この前後関係は間違えようがありません。それくらい、かんべさんの登場は衝撃的でした。
やはり、まずは気になる〈ネオ・ヌル〉近辺の話。私の名前も日下三蔵さんが出してくれ、嬉しい! なのですが、日下さん――
>かんべさんは「決戦・日本シリーズ」でデビューされた後に入会されています。
とも発言していて、はてな?
先日、小浜徹也さんも同じようなことを言ってたなあ。私の記憶と食い違うので、即座に否定したけど、日下さんまでがそんなことを言ってるんなら、私の記憶が間違っているのかなあ。そんなはずはないんだけどなあ。
不安になってきて、現物チェックをしました。
かんべさんの「NULL」初登場は2号(1974年5月31日発行)掲載の「絞首刑」で、商業誌デビュー作の「決戦・日本シリーズ」が掲載されているのは「SFマガジン」1975年1月号(194号)でした。
記憶、確かだった。ほっ。
このあたり、私は完全にリアルタイムで体験している(しかも「NULL」2号には拙作も掲載されている)のですが、日下さんも小浜さんも若いので、のちに知ったのでしょう。リアルタイムで体験していたら、この前後関係は間違えようがありません。それくらい、かんべさんの登場は衝撃的でした。
2018-09-26 13:13
コメント(2)
ご指摘ありがとうございます! 追跡調査の結果と対応策について私のmixi日記に書きましたので、ご覧ください~。
by 日下三蔵 (2018-09-29 23:40)
あ、どうもです。23日に小浜さんからそういう話を聞いたと思ったら、その3日後に日下さんも同じことを。なんじゃこりゃ、となった次第です。
日下さんのミクシィ日記、拝見しました。お手数かけてしまい、申しわけありません。
あのころの詳細については、かんべさんが『ネオ・ヌルの時代 PART1』の解説に書いています。当該ページをスキャンしてお送りしますので、ご確認ください。
それはともかく、『筒井康隆、自作を語る』、めちゃ面白いです。素晴らしい本をありがとうございます。
by 高井 信 (2018-09-30 07:45)