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『覆刻 一千一秒物語』ほか

 あれこれ用事を済ませつつ新刊書店へ。
◎山口タオ『白のショートショート ふられ薬』講談社(18)
◎山口タオ『黒のショートショート 地球人が微笑む時』講談社(18)
 ようやく入荷していました。
◎伊藤潤二『伊藤潤二自選傑作集 歪』朝日新聞出版・ASAHI COMICS(18)
『伊藤潤二自選傑作集』第2弾。出たこと知りませんでした。見たら買います。
白のショートショート.jpg 黒のショートショート.jpg 伊藤潤二自選傑作集 歪.jpg
◎イタロ・カルヴィーノ『最後に鴉がやってくる』国書刊行会・短篇小説の快楽(18)
〈短篇小説の快楽〉全5巻の最終巻です。4冊目が出てから、何年経ったのでしょうか。『聖母の贈り物』2007年2月、『すべての終わりの始まり』2007年5月、『あなたまかせのお話』2008年10月、『パウリーナの思い出に』2013年5月。なんと5年も経っちゃっているんですね。3冊目まではとんとん出て、その後4冊目まで5年、そして5冊目までも5年。なんというか、気が長い(笑)。私は4冊目『パウリーナの思い出』以外は購入。こうなると揃えたくなるけど……蔵書削減計画中に、そんなことを考えてはいかん!
最後に鴉がやってくる.jpg 聖母の贈り物.jpg すべての終わりの始まり.jpg
あなたまかせのお話.jpg 一千一秒物語.jpg
 古本屋にて――
◎稲垣足穂『覆刻 一千一秒物語』沖積舎(07)
 初刊本(金星堂/大正12年)の復刻版です。本物(オリジナル)が欲しいけれど、ひっくり返ったって手が出ない。これで我慢します。

【追記】
 うちにどんな『一千一秒物語』があるか、調べてみました。
 まずは『一千一秒物語』ブッキング(03)――たむらしげるの絵が添えられた絵本です。収録されているのは「一千一秒物語」のみ。
一千一秒物語(ブッキング).jpg
 以下は「一千一秒物語」も収録されている本です。
『一千一秒物語』新潮文庫(69)※初版です。
『一千一秒物語』新潮文庫(69)※2004年(40刷)にて改版。書影は2009年発行の44刷です。
『ヰタ マキニカリスⅠ』河出文庫(86)
稲垣足穂コレクション1 一千一秒物語』ちくま文庫(05)
一千一秒物語(新潮文庫).jpg 一千一秒物語(新潮文庫・改).jpg ヰタマキニカリス.jpg 一千一秒物語(ちくま文庫).jpg
 これだけと思うのですが、自信がありません。

【追記2】4月6日
 昨日、新刊書店で見かけたものの、悩んだ末にスルーした本が2冊あります。
◎ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ=カサーレス『ボルヘス怪奇譚集』河出文庫(18)
◎竹本健治『閉じ箱』角川文庫(18)
 いずれもショートショートの資料です。以前なら何も考えずに買っていたでしょうけれども、いまは――
 どうしようかな。どっちも元版持ってるんだよな。『閉じ箱』なんて角川ホラー文庫版も持ってる。せっかく本を減らす決心がついたのに、読む気のない本を増やして、どうする?
 とはいえ、まだ迷っています(苦笑)。
 以下は『ボルヘス怪奇譚集』晶文社(76)、『閉じ箱』角川書店(93)/角川ホラー文庫(97)です。
ボルヘス怪奇譚集.jpg 閉じ箱.jpg 閉じ箱(角川ホラー文庫).jpg

【追記3】4月12日
『閉じ箱』はカドカワノベルズ版(96)も持っていることに気がつきました。
閉じ箱(カドカワノベルズ).jpg
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

 案の定、別の『一千一秒物語』を持っていました。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2018-04-10
 ほかにもあるかも。
by 高井 信 (2018-04-10 16:21) 

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