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ラジオ番組「音の本棚」

 昨夜、NHK-FM「青春アドベンチャー」の『僕たちの宇宙船(全10回)』が最終回を迎えました。さっそく不要部分(番組の前後)のカット作業。
 聴くのを楽しみにしていた作品ですが、実際に聴くのは少し先になりそうです。と言いますのも……。
「音の本棚」というラジオ番組をご存じでしょうか。ウィキペディアによりますと、「1976年4月1日から1979年6月29日まで毎週月曜日 - 金曜日にFM東京系列で放送されていたラジオ番組。小説などの文学作品を中心にラジオドラマ化し全847回放送された」とのこと。いまから約40年前ですね。
 私は何度か聴いたことがあるような、ないような……記憶は曖昧なのですが、熱心なファンも多かったと聞きます。ネット検索してみますと、こんなサイトも。いやまあ、惚れぼれするラインナップです。
 ちょっと前、ラジオドラマファンの知人から、その「音の本棚」の音源をたくさんいただきました。ほとんどが短編で、原作は星新一、筒井康隆、小松左京、都筑道夫、手塚治虫、ビアス、ブッツァーティ、マシスン、ディック、O・ヘンリーなどなど。連作や長編もあって、田中光二『異星の人』、河野典生『街の博物誌』、山野浩一『X電車で行こう』、西村寿行『滅びの笛』……。うっひゃあ。まさに狂喜乱舞です。(くださった方には特大の感謝を)
 私がラジオドラマを聴くのは基本的に外出時で、それも公共交通機関に乗っている間だけなので、なかなか消化できないのですが、それでも特に気になるもの(上に挙げた作家や作品)はほとんど聴き終えました。良質な作品が多く、根強いファンがいるのもわかります。
 ラジオドラマ、ほんとに面白い! どうしてちゃんと聴かずに過ごしてきたのでしょう。山ほど後悔していますが、いまからでも遅くない。思い切り楽しもうと思っています。
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