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ラジオドラマ「ゼロ・アワー」

 ラジオドラマ「ゼロ・アワー」を聴きました。原作は小松左京。
 ドラマ自体は面白く、楽しめたのですが、冒頭の解説はよろしくないですね。
>昭和37年に「SFマガジン」という雑誌の懸賞に当選して
 け、懸賞に当選?(笑) まあ、それはいいとしても、小松さんが「SFマガジン」の「空想科学小説コンテスト」に入選(努力賞)したのは昭和37年ではなく、昭和36年です(→この記事参照)。続けて、
>直木賞の候補にもなった「地には平和を」という作品がたぶんデビュー作
 たぶん? 「たぶん」て何だよ。まあ、正しければぎりぎりセーフかもしれませんが、もちろん皆さんご存じのように、小松さんのデビュー作は「易仙逃里記」です(→同記事参照)。
 聴き始めた途端、思い切り萎えてしまいました。仕事に対するこういうスタンス、私は受け入れられません。

【追記】
 お耳直しに、同じく小松左京原作のラジオドラマ「われらの時代」を聴きました。このドラマを聴くのは2度目。名古屋弁が妙に心地よいのです(笑)。
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