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「神 岡田正也翻訳コレクション」

 今日も名古屋は37度まで上がったようですが、ずっとエアコン部屋に閉じこもっているため、実感ありません。
 さて。
 2ヶ月ほど前、小野純一・善渡爾宗衛編/今日泊亜蘭訳『幽霊船 今日泊亜蘭翻訳怪奇小説コレクション盛林堂ミステリアス文庫(15)を手にしたとき、「岡田正也翻訳コレクション」を作りたいなあと思いました。
 私の把握している岡田さんの翻訳はエスペラント語の2編(『エスペラントSF入門』に収録)、ヘンリー・スレッサー「神」(「字宙塵」創刊号に掲載)、そしてジェイ・ウィリアムズ「こわがり屋」 (その当時、刊行に向けて準備中。6月11日に発行)の4編です。(いずれも朝露薫名義)
 4編ともネオ・ベムにて復刻済みですから、そういう意味での価値はありません。ネオ・ベム・サポーターの方々に差し上げても、たぶん誰も読まない。そもそも私にしたって、読む気はない(笑)。
 う~~ん。でも作りたいなあ。よし、作っちゃえ(笑)。
 そんなわけで、ちゃかちゃかと版下製作。とりあえず1冊、ひょひょいと試作してみました。文庫判、48ページ、中綴じ。
神.jpg 目次.jpg
 試作品を作ったら、なんだか満足しちゃいました。製品版を作るか、ちょっと考えます。

【追記】8月4日
 そんなわけ(→コメント欄参照)で試作版を増刷。発送してきました。ちゃんと奥付には「2刷」と記載(笑)。
 表紙の色が違っているのは、黄色い紙が品切れだからです。
神(2刷).jpg 奥付.jpg
コメント(4) 

コメント 4

高井 信

 某サポーターから、「わしゃ、『こわがり屋』しか読んでない。ほかのもぜひ読みたい」というメールをいただきました。
 あ、そうか。昔からのサポーターの方にはネオ・ベム発行物すべてを進呈しているけれど、新しい方には抜けがあるんだなあ。
 製品版を作るかは未定ですが、この試作版なら製作は容易ですので、増刷しますね。試作品の増刷なんて前代未聞ですな(笑)。
 しばしお待ちを。
by 高井 信 (2015-08-03 20:12) 

高井 信

 さらに1人、「読みたい」という希望メールが届きました。岡田さん、人気あるなあ(嬉)。
 とりあえずは試作版の増刷で対処するとして――
 未復刻の翻訳作品があれば、製品版発行への弾みがつくんですが……。どっかにないかなあ。
by 高井 信 (2015-08-03 22:48) 

高井 信

 またおひとり。
 岡田さん、すごい!(嬉)
by 高井 信 (2015-08-05 17:44) 

高井 信

 うわ、また希望者!
 この試作版、画用紙1枚から表紙が2枚取れる関係で、複数冊ずつ作っています。
 初版2冊、2刷4冊、計6冊。初版、2刷の各1冊は編集部保存用。残りは4冊。
 4人目の希望者が現れ、試作品の増刷分もなくなりました。
 しかし、試作品を6冊も作るなんて、どう見ても異常ですねえ。う~~~~~~む。
by 高井 信 (2015-08-09 08:12) 

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