ハヤカワ・ライブラリ
ゆえあって、ハヤカワ・ライブラリを手に取りました。
ハヤカワ・ライブラリと言っても、若い方はご存じないかもしれませんね。1960年代に早川書房から出ていたノンフィクションの叢書です。ハヤカワSFシリーズと同じ判型で、しかもSF関連の本も何冊か……。古くからのSFファンにとっては近しい叢書ではないでしょうか。私も若いころ、けっこう楽しく読んだものです。(そのころでも、すでに古本でしか買えませんでしたけどね)
この叢書は全貌が掴めていなくて、いささか気になってはいるんですが、わざわざ調査するほどの必要性は感じず、放置してあります。こんなの多いです(苦笑)。
うちにあるのは全部で11冊。しかし2冊は装幀違いですから、実質は9冊ですね。左の3冊は旧装幀、右の8冊は新装幀。新旧2種のカバーがあるのは初期の刊行物だけと思います。
装幀違いと言っても大差はなくて、こんな感じです。左が旧装幀(1963年/初版)、右が新装幀(1968年/5版)。
ハヤカワ・ライブラリを手に取るのは久しぶりです。巻末の既刊目録を見ると、知らないタイトルがどっさり。幸いなことに、持っていなくて気になるタイトルは見当たりませんでした。ほっ。
あ、そうそう。
ショートショートの観点から最も重要なのは、アイザック・アシモフ『空想天文学入門』(上のカバー画像)でしょう。星新一も注目した名エッセイ「とほうもない思いつき」が収録されているのです。(え? と首を傾げられた方は拙著『ショートショートの世界』143~145ページをご覧ください)
ハヤカワ・ライブラリと言っても、若い方はご存じないかもしれませんね。1960年代に早川書房から出ていたノンフィクションの叢書です。ハヤカワSFシリーズと同じ判型で、しかもSF関連の本も何冊か……。古くからのSFファンにとっては近しい叢書ではないでしょうか。私も若いころ、けっこう楽しく読んだものです。(そのころでも、すでに古本でしか買えませんでしたけどね)
この叢書は全貌が掴めていなくて、いささか気になってはいるんですが、わざわざ調査するほどの必要性は感じず、放置してあります。こんなの多いです(苦笑)。
うちにあるのは全部で11冊。しかし2冊は装幀違いですから、実質は9冊ですね。左の3冊は旧装幀、右の8冊は新装幀。新旧2種のカバーがあるのは初期の刊行物だけと思います。
装幀違いと言っても大差はなくて、こんな感じです。左が旧装幀(1963年/初版)、右が新装幀(1968年/5版)。
ハヤカワ・ライブラリを手に取るのは久しぶりです。巻末の既刊目録を見ると、知らないタイトルがどっさり。幸いなことに、持っていなくて気になるタイトルは見当たりませんでした。ほっ。
あ、そうそう。
ショートショートの観点から最も重要なのは、アイザック・アシモフ『空想天文学入門』(上のカバー画像)でしょう。星新一も注目した名エッセイ「とほうもない思いつき」が収録されているのです。(え? と首を傾げられた方は拙著『ショートショートの世界』143~145ページをご覧ください)
2015-06-26 21:04
コメント(4)
ハヤカワライブラリとは懐かしいですね。
私はフランク・エドワーズの超常現象のシリーズやデニケンの「未来の記憶」、それから「翻訳事始」とか医学の歴史についての「それはヒポクラテスで始った」なんかを買いました。
斎藤守弘さんの「サイエンス・ノンフィクション」は面白いでした。今から思うとかなりいい加減な話ですが。
この叢書のリストはこれでしょうか。↓
http://ameqlist.com/0ha/haya/lib.htm
by 山本孝一 (2015-06-27 22:40)
いかにも山本さんらしいラインナップですねえ。
>この叢書のリストはこれでしょうか。
私もチェックしました。これ、翻訳だけのリストなんですよね。残念。
by 高井 信 (2015-06-27 23:12)
>私もチェックしました。これ、翻訳だけのリストなんですよね。残念。
あ、そうですね。
1962年から1969年頃のSFマガジン誌の広告ページを確認すればリストをつくれますね。
3時間もあればできそうに思いますが、SFMを詰め込んだ段ボールを箱の山から出してくるのが大変だなぁ。
by 山本孝一 (2015-06-28 13:33)
>1962年から1969年頃のSFマガジン誌の広告ページを確認すればリストをつくれますね。
あ、確かに。
でも、、めんどくせ~~~~(笑)。
by 高井 信 (2015-06-28 15:54)