『幽麗塔』
いや、寒いなあとは思っていたのですよ。しかし……。
近所のブックオフを散歩していて、店を出たら雪が舞っていて、びっくり仰天。震えながら帰宅しました。
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~1 幽霊の塔』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(11)
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~2 麗子の写真』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(12)
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~3 猟奇の檻』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(12)
うっひゃあ。こんなのが出ていましたか。ぜ~んぜん知りませんでした。
黒岩涙香は私が若いころ、夢中になって読み耽った作家の1人です。『幽霊塔』は『巌窟王』(←別格)に続いて、『噫無情』『鉄仮面』などと並ぶくらい好きな作品です。そのマンガ化となれば、読むしかありません。
調べてみましたら、既刊7冊で、まだ完結していないようです。最後まで追いかけるかどうかは、ともあれ買った3冊を読んでから。
なるべく早く読むことにしましょう。
以下、原作の話です。
この記事には『幽霊塔・後編』扶桑堂(1901年)、『幽霊塔』愛翠書房(1949年)の書影を掲載しましたが、私が読んだのはこれらではありません。
◎「別冊・幻影城№10 黒岩涙香」幻影城(76)
長編『幽霊塔』+短編「無惨」「紳士のゆくえ」を収録。最初に読んだのはこの本です。
◎『別冊・幻影城〈保存版〉№10 黒岩涙香』幻影城(77)
上の保存版。内容は同じ。これは読んでないような……。
◎『幽霊塔』旺文社文庫(80)
これは読んだと思います。
【追記】3月11日
起床して、コーヒーを片手に『幽麗塔』第1巻を手に取りました。読み始めたところ、冒頭いきなり、こんなページが……。
うはっ。香山滋ですか~。
この記事ほかにも書きましたが、私は香山滋大好き! 涙香だけでも嬉しいのに、香山滋ときては……。もう、たまりません。
マンガ自体も、涙香『幽霊塔』とは違っちゃってますが、充分に面白く、3冊を一気に読んでしまいました。当分は追いかけようと思います。
香山滋の2冊、表紙はうちの本と同じですが、背のデザインが違っています。現物を見てマンガを描いているのかな。それとも、書影だけを見て(背は推測で)描いているのかな。
どちらも戦後すぐ(昭和23年)の発行で、あのころの本は複数のバージョンがあっても不思議ではありません。う~~む。――と、どうでもいいことが気になっております(笑)。
右端は角田喜久雄『奇蹟のボレロ』でしょうか。これは手元に現物がないので、比較できません。残念。
近所のブックオフを散歩していて、店を出たら雪が舞っていて、びっくり仰天。震えながら帰宅しました。
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~1 幽霊の塔』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(11)
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~2 麗子の写真』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(12)
◎乃木坂太郎『幽麗塔~黒岩涙香[幽霊塔]より~3 猟奇の檻』小学館・ビッグコミックス・スペリオール(12)
うっひゃあ。こんなのが出ていましたか。ぜ~んぜん知りませんでした。
黒岩涙香は私が若いころ、夢中になって読み耽った作家の1人です。『幽霊塔』は『巌窟王』(←別格)に続いて、『噫無情』『鉄仮面』などと並ぶくらい好きな作品です。そのマンガ化となれば、読むしかありません。
調べてみましたら、既刊7冊で、まだ完結していないようです。最後まで追いかけるかどうかは、ともあれ買った3冊を読んでから。
なるべく早く読むことにしましょう。
以下、原作の話です。
この記事には『幽霊塔・後編』扶桑堂(1901年)、『幽霊塔』愛翠書房(1949年)の書影を掲載しましたが、私が読んだのはこれらではありません。
◎「別冊・幻影城№10 黒岩涙香」幻影城(76)
長編『幽霊塔』+短編「無惨」「紳士のゆくえ」を収録。最初に読んだのはこの本です。
◎『別冊・幻影城〈保存版〉№10 黒岩涙香』幻影城(77)
上の保存版。内容は同じ。これは読んでないような……。
◎『幽霊塔』旺文社文庫(80)
これは読んだと思います。
【追記】3月11日
起床して、コーヒーを片手に『幽麗塔』第1巻を手に取りました。読み始めたところ、冒頭いきなり、こんなページが……。
うはっ。香山滋ですか~。
この記事ほかにも書きましたが、私は香山滋大好き! 涙香だけでも嬉しいのに、香山滋ときては……。もう、たまりません。
マンガ自体も、涙香『幽霊塔』とは違っちゃってますが、充分に面白く、3冊を一気に読んでしまいました。当分は追いかけようと思います。
香山滋の2冊、表紙はうちの本と同じですが、背のデザインが違っています。現物を見てマンガを描いているのかな。それとも、書影だけを見て(背は推測で)描いているのかな。
どちらも戦後すぐ(昭和23年)の発行で、あのころの本は複数のバージョンがあっても不思議ではありません。う~~む。――と、どうでもいいことが気になっております(笑)。
右端は角田喜久雄『奇蹟のボレロ』でしょうか。これは手元に現物がないので、比較できません。残念。
2014-03-10 15:48
コメント(1)
あ、そうそう。
『幽霊塔』は青空文庫でも読めます。興味のある方は、どうぞ。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000179/files/943_20712.html
by 高井 信 (2014-03-10 21:29)