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映画『アルジャーノンに花束を』

 というわけで、映画『アルジャーノンに花束を』(2006年)を観ました。

 そうか~。フランス映画だと、チャーリイがシャルルになるのか~。――名前が違うと、ずいぶんイメージが変わりますね。
 映画自体も、アイデアや大まかなストーリーは原作を踏襲しているのですが、ずいぶんイメージが違います。ラブストーリーの要素が強い――強すぎるのがその大きな原因でしょう。
アルジャーノンに花束を(1968).jpg ラブストーリーが苦手な私としては、それだけで大減点なのですが、にもかかわらず面白く、楽しく観られました。スーパー名作はどんな料理をしても面白い。つまりはそういうことなのだと思います。
 シャルル役の俳優(ジュリアン・ボワスリエ)の表情や演技が素晴らしいと感じました。手術(ではなく、この映画では投薬ですが)前後の演じ分け、お見事!
 久しぶりに1968年版を観たくなってきました。幸い、ビデオ(右の画像)を持っておりますので、いつでも観られます。
 あ、そうそう。
 YouTube検索していて、2000年のカナダ版を発見しました。う~~ん、英語が聞き取れたらなあ(悲)。


 以下、アルジャーノン関連本を適当に。
『アルジャーノンに花束を』早川書房・海外SFノヴェルズ(78)
『アルジャーノンに花束を』早川書房(89)*新装改訂版
戯曲 アルジャーノンに花束を』早川書房(92)
アルジャーノンに花束を.jpg アルジャーノンに花束を(改訂版).jpg 戯曲アルジャーノンに花束を.jpg
『心の鏡 ダニエル・キイス傑作集』早川書房(93)*短編版を収録
『ダニエル・キイス読本』早川書房(95)
『アルジャーノン、チャーリイ、そして私』早川書房(00)
心の鏡.jpg ダニエル・キイス読本.jpg アルジャーノン、チャーリー、そして私.jpg
 ほんと、大好きなんです。
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