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「藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科」最終回

 昨日放送されたNHK『こだわり人物伝』の「藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科」最終回を観ました。第1回は藤子不二雄Ⓐ、第2回は担当編集者やアシスタント、第3回は家族が出演し、それぞれの立場から藤子・F・不二雄を語りました。いずれも興味深い話が満載でした。
 最終回の出演は岡田斗司夫で、採り上げられたのは藤子・F・不二雄のSF短編。――待ってました! って感じですね。
 すでにあるアイデアに独自の視点を加え、新たな物語を作るのが藤子・F・不二雄SF短編の大きな魅力と思っていますが、今回、そういう面に大きくスポットが当てられていました。同感同感、また同感。岡田斗司夫の話を聞きながら、頷きまくっていましたね。
 岡田斗司夫は私より1歳年下で、まあ同世代と言ってもいいでしょう。改めて、同じような読書体験をしてきたんだなあと思いました。それにしても、高校時代に蔵書2万7千ですか。私、50を過ぎた現在でも、そんなに持っていないですよ(苦笑)。
 ともあれ、実にいい番組でした。終わってしまったのが残念です。

 またも、藤子・F・不二雄のSF短編を読み返したくなりましたが、今回も自制します。読みたい本が溜まりまくっていて、大変なんです。日ごろから複数の本を平行して読んでいますけれど、最近はそれに拍車がかかり……。
 新刊だけでも、こんな本が仲間入りしています。新刊紹介の意味も兼ねて、ここに書いておきましょう。
ショートショートの花束2.jpg 星町の物語.jpg 東北怪談全集.jpg
◎阿刀田高編『ショートショートの花束2』講談社文庫(10)
 知人の作品も3編掲載されていて、それだけは読みました。
◎太田忠司『星町の物語』理論社(10)
 著者2冊目のショートショート集。1冊目は『帰郷』幻冬舎ノベルス(98)です。
◎山田野理夫『山田野理夫 東北怪談全集』荒蝦夷(10)
 以前に書いた杉村顕道怪談全集 彩雨亭鬼談』と同じ荒蝦夷による怪談本の第2弾です。『東北怪談の旅』全編のほか、『日本怪談集 その愛と死と美』『日本妖怪集 北から南から』『日本妖怪集 第二集 眠れぬ夜のために』『おばけの民話 幻の園・闇の声から』からは東北を舞台にした怪談だけが収録されています。
日本怪談集.jpg 日本妖怪集.jpg おばけの民話.jpg
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