映画『日本誕生』
相変わらず、ぼちぼちと『古事記』関連本を読んでいます。
今夜は大物――映画『日本誕生』(1959年)を観ました。3時間の大作です。
中心となるのはヤマトタケルの物語ですが、イザナギ・イザナミの国生みに始まり、アマテラスの天岩戸隠れ、スサノオのヤマタノオロチ退治……といった『古事記』の有名エピソードが挿入されていて、それらも楽しめます。そんななかで最も印象に残ったのはオトタチバナの健気さでした。海神の怒りを解くため、オトタチバナが荒海に身を投じるシーンもしっかりと描かれています。前半のクライマックスはヤマトタケルのクマソ討伐、後半はこのシーンでしょうね。柄にもなく、ぐっと来てしまいましたよ。
とまあ、そんな具合で3時間、楽しませてもらいました。
2021-12-22 21:43
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