「Hard SF Laboratory」208号
「Hard SF Laboratory」208号が届きました。いつもありがとうございます。
相変わらず、貴重な資料が満載。楽しませてくれます。
連載の「SFファンジン巡り」42回は、東海SFの会発行の「SF資料シリーズ」です。これは会誌「ルーナティック」の別冊付録として発行されていたもの。
(1)「SFマガジン」号数別総目録
(2)英米SFベスト短篇リスト
(3)SFベスト長・短篇リスト
(4)昭和三年「科学画報」誌懸賞募集 科学小説入選作再録
(5)座談会 日本SFの展望
特に貴重なのは(4)と(5)と思います。
(4)はタイトルのまんま。昭和の初めに「科学画報」誌で行なわれた「科学小説コンテスト」の入選作を再録したものです。
(5)はNHK・FMにて昭和45年1月9日に放送された座談会を文字起こししたものです。出席者は小松左京、小原秀雄、伊藤典夫、司会は石川喬司。冒頭で石川さん、「今日は、日本SF界の展望というテーマで話しあうわけですが、実をいうと日本のSFはまだ非常に若い、言ってみれば、やっと一人歩きを始めたばかりという少年期の状態にあると思うんです」。いやあ、隔世の感がありますね。
思い返せば、私がSFに目覚めたのもこの年(1970年)でした。そうか~。私は一人歩きを始めたばかりのSFに魅せられたのか~。51年前……。
相変わらず、貴重な資料が満載。楽しませてくれます。
連載の「SFファンジン巡り」42回は、東海SFの会発行の「SF資料シリーズ」です。これは会誌「ルーナティック」の別冊付録として発行されていたもの。
(1)「SFマガジン」号数別総目録
(2)英米SFベスト短篇リスト
(3)SFベスト長・短篇リスト
(4)昭和三年「科学画報」誌懸賞募集 科学小説入選作再録
(5)座談会 日本SFの展望
特に貴重なのは(4)と(5)と思います。
(4)はタイトルのまんま。昭和の初めに「科学画報」誌で行なわれた「科学小説コンテスト」の入選作を再録したものです。
(5)はNHK・FMにて昭和45年1月9日に放送された座談会を文字起こししたものです。出席者は小松左京、小原秀雄、伊藤典夫、司会は石川喬司。冒頭で石川さん、「今日は、日本SF界の展望というテーマで話しあうわけですが、実をいうと日本のSFはまだ非常に若い、言ってみれば、やっと一人歩きを始めたばかりという少年期の状態にあると思うんです」。いやあ、隔世の感がありますね。
思い返せば、私がSFに目覚めたのもこの年(1970年)でした。そうか~。私は一人歩きを始めたばかりのSFに魅せられたのか~。51年前……。

2021-05-13 12:05
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