ＴＶドラマ『チャンピオン太』

『チャンピオン太』というＴＶドラマが気になっていました。プロレス界を舞台にした、梶原一騎原作のドラマ。全26話。1962年～63年の放送。私が幼稚園のときです。観ていてもおかしくはないですし、観ていたかもしれませんが、観た記憶はありません。
　全話収録（第6話は一部のみ）のＤＶＤボックスが発売されていますけれど、お試しで買うには躊躇するお値段。気になりつつも手を出しかねていたところ、ビデオを発見しました。第1話、第23話、最終話の3話しか収録されていませんが、お試しで観るには充分です。
　迷わず購入。さっそく観ました。
　ん？　けっこう面白い。力道山やアントニオ猪木も出演していて、それも嬉しい。
　しかし……。主人公の太くん、めちゃ強い設定らしいんだけど、どう見ても強そうに見えないんですよねえ。さらに最終回では、え？　ここで終わり？　と欲求不満の塊になってしまいました。調べてみましたら、どうやら途中で打ち切りになったようです。うむ、納得。
　もやもやしますけれど、まあ、気になっていたドラマの雰囲気はつかめましたので、よしとしましょう。