猫とタイムマシンの組み合わせなら名作SFになるという説がありますが、猫のショートショート30編を収録したこの本も良いアンソロジーになったと思います。 目次を眺めても読んだことのない作品の多いこと。SFにミステリに童話に幻想譚に漫画……盛りだくさんです。 「暖炉の前できいた話」(岸田今日子)から「ねこ先生または長靴をはいた猫」(ペロー)へとつづく配置ひとつにしても、読んでみると、ああ洒落ているなぁと感心するとし、どちらも実に面白い。読み始めたばかりですが、これは買ってぜったいに損はないアンソロジーだと思います。 私はこの本に、京都の文祥堂書店でかつて使われていたネコの絵のブックカバー(デザインは長新太さん)をかけました。 江坂さんにはまた新たなアンソロジーを編んでほしいものです。 by 山本孝一 (2020-01-31 21:24)
まだ読んでいませんが、目次を眺めているだけでも、いいアンソロジーだと思います。ふと、こっそり「バーニイ」を紛れこませておいたら面白かったのでは? なんて思ったり(笑)。 by 高井 信 (2020-02-01 07:45)
猫とタイムマシンの組み合わせなら名作SFになるという説がありますが、猫のショートショート30編を収録したこの本も良いアンソロジーになったと思います。
目次を眺めても読んだことのない作品の多いこと。SFにミステリに童話に幻想譚に漫画……盛りだくさんです。
「暖炉の前できいた話」(岸田今日子)から「ねこ先生または長靴をはいた猫」(ペロー)へとつづく配置ひとつにしても、読んでみると、ああ洒落ているなぁと感心するとし、どちらも実に面白い。読み始めたばかりですが、これは買ってぜったいに損はないアンソロジーだと思います。
私はこの本に、京都の文祥堂書店でかつて使われていたネコの絵のブックカバー(デザインは長新太さん)をかけました。
江坂さんにはまた新たなアンソロジーを編んでほしいものです。
by 山本孝一 (2020-01-31 21:24)
まだ読んでいませんが、目次を眺めているだけでも、いいアンソロジーだと思います。ふと、こっそり「バーニイ」を紛れこませておいたら面白かったのでは? なんて思ったり(笑)。
by 高井 信 (2020-02-01 07:45)