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「思えばいろいろなことがあったなあと、しみじみ回想してみたりする」

 送っていただいたファンジン(→この記事)を愛でているうちに、無性にファンジンを作りたくなりました。
 何を作ろうかな。あ、そうだ。
CAT-08.jpg と手に取ったのはSF同人誌「CAT」第8号(1984年発行)です。この号に私は「思えばいろいろなことがあったなあと、しみじみ回想してみたりする」なるエッセイを寄稿。内容は私のファン活動歴(1973年~1981年、中学3年の終わりから大学卒業まで)です。
 先日お伝えした天☆CON(→この記事)にて、私は「天星さんを中心に70年代ファンダムを語る」というテーマのパネルディスカッションに出席します。70年代ファンダム? おお、思いっきり重なっているではありませんか。
 いい機会だから、これを冊子化しよーっと。
 ということで、OCRでテキスト化、誌名の出てくるファンジンの表紙をスキャン。ちゃかちゃかと版下作り。12ページの冊子となりました。書影は27点。
 さて、どうしようか。
 ちょっと考え、今回は印刷せず、PDFファイルにて発行することにしました。
 約1メガ。ご希望の方にはメールで送りますので、ご連絡ください。言わずもがなですが、著作権は私にあります。コピーや転送は不可ということで、よろしくお願いいたします。
コメント(4) 

コメント 4

尾川 健

読みたいです。お手数ですが、よろしくお願いいたします。
by 尾川 健 (2018-08-09 17:37) 

高井 信

 了解。いまから送ります。お楽しみください。
by 高井 信 (2018-08-09 18:23) 

山本孝一

 私も 読ませていただきました。楽しいエッセイです。
読んでいて私も「あ、これはあるある」と思った箇所もありました。
 初めてSFファンの会合に行ったときは私も皆さんのSFの知識の豊富さマニアックさに仰天しました。
 なにしろ喫茶店のテーブルを囲んでいたのが「超人類」代表の高橋正則さん、当時まだ高校生だった森美樹和さん(のちの翻訳家の大瀧啓裕)に藤原龍一郎さん、コレクターの米田泰一さん、のちに青心社を興す青木治道さん等々という面々。圧倒されましたが楽しい時間でした。
 私は創作もしなかったし、ただ読むだけのファンでしたが、それでもSFマガジンのお便り欄「てれぽーと」に載って大喜びしたり、ごたごたがあったり、貸した本や資料を紛失されてがっくりしたりと小さなことばかりですが、私も「思えばいろいろなことがあったなあ」。
 私の「あるある」は、急激にSFファンになった人は急激に冷めて去ってゆく、というもの。高井さんに話したら「SFに限らず、よくある話では?」と言っておられましたが、たしかにプロレスでも落語でもそうなのでしょう。
 送っていただいた「思えばいろいろなことがあったなあと、しみじみ回想してみたりする」を読んで、ああ昔あんな男がいたなぁ、親しくしたけど今はどうしているかなぁと疎遠になった人たちのことが思い出されてきて、ついついだらだらと書いてしまいました。 ありがとうございました。

by 山本孝一 (2018-08-11 09:25) 

高井 信

お楽しみいただけ、よかったです。山本さんのファンダム史も読みたいです。絶対に面白い!
by 高井 信 (2018-08-11 12:45) 

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