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映画『巨大アメーバの惑星』


 映画『巨大アメーバの惑星』を観ました。1959年のアメリカ映画です。
 巨大アメーバの惑星とは火星のこと。人類が初めて降り立った火星での冒険が描かれています。もちろんベムも出てきて、クルー危機一髪。終盤には火星人も登場。最後の最後にオチをつけてくれます。宇宙冒険SFと思いきや、なんと反戦テーマのSFだったのですよ(笑)。
 いやあ、50年代SFはよいですなあ。小説も映画も。
コメント(4) 

コメント 4

山本孝一

 この時代のSF映画っておおらかでいいですね。
『巨大アメーバの惑星』でも隊員が宇宙船のなかでSF雑誌を読んでいる場面がありました。
「スーパー・ファンタスティック」とかいう架空の雑誌でしたが、表紙はエド・エムシュの当時のムチャクチャ出来の悪い絵をもろに模写してありました。
>いやあ、50年代SFはよいですなあ。小説も映画も。
同感です。
数日前にAmazonを見ていたら、アメリカで『今日も上天気』とか『火星をめぐる穴・穴・穴』などを収録したジェローム・ビクスビィの短編集が出ております。
これなど翻訳してほしいものですなぁ。

by 山本孝一 (2016-01-30 12:55) 

雫石鉄也

ジェームス・ビクスビイ「火星をめぐる穴・穴・」は、矢野さんんの訳で、SFマガジン1974年11月号に掲載されています。
http://seigunonline.web.fc2.com/sfm-102.htm

by 雫石鉄也 (2016-01-30 16:32) 

高井 信

 山本さん。
>隊員が宇宙船のなかでSF雑誌を読んでいる場面
 ありましたねえ。5本腕のベム!
>「スーパー・ファンタスティック」とかいう架空の雑誌
 あ、架空なんですか。わかりませんでした。
>ジェローム・ビクスビィの短編集が出ております。
>これなど翻訳してほしいものですなぁ。
 買う!!

 雫石さん。
 ご教示をありがとうございます。でも、それは山本さんも先刻ご承知のはず。以前からビクスビィの短編「集」を希求されているのですよ。私も山本さんほどではないですが、待ち望んでいます。
by 高井 信 (2016-01-30 16:46) 

山本孝一

 高井さん
>あ、架空なんですか。
「スーパー・サイエンス・フィクション」誌1959年10月号の表紙絵をそのままパクったみたいです。
元の雑誌も「今月は怪奇怪物特集号」なんて表紙で謳っていて載っている作家も聞いたことがない人ばかりという、まさにB級SF誌です。
 雫石さん
 高井さんが書き添えていただいたとおり、この本(短編集)を邦訳してもらいたいのです。
旧・奇想天外に、悪魔とタイム・パラドックスを組み合わせた、ややこしく込み入った短編が訳されたこともありますが、それらをあわせても10編も訳されていないのでは。
映画『ミクロの決死圏』の原案もジェローム・ビクスビィじゃなかったでしょうか。
1950年代のSFが読みたい!です。
by 山本孝一 (2016-01-30 18:29) 

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