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『海洋未来物語』

 大熊宏俊さんから手作り本を送っていただきました。
◎石原藤夫『海洋未来物語 海のタイムマシン』惑星コンサルタント社・ヒノシオSFシリーズ(14)
「科学朝日」連載ののちハードSFブックス(SF資料研究会)に収録されただけで、商業出版はされていない作品。巻末には大熊さんによる詳細な解説が掲載されています。
 一目瞭然、ハヤカワSFシリーズもどきな1冊です。細かいミスや改善点はあります(これはご本人も承知されています)が、大熊さん、こういった本を作るのは初めてなんですよね。それを考えれば、素晴らしいとしか言いようがありません。第2弾、第3弾と、どんどんよくなっていくのは間違いないです。
 ということで、もどき仲間と記念撮影。
海洋未来物語.jpg 海洋未来物語(表4).jpg もどき大集合.jpg
 いやあ、楽しいなあ。みんなで広げよう、手作りファンジンの輪! ひとりじゃないんだ、ヒノシオ・ファミリー。
 手作りファンジン友の会(仮称)は会員募集中です。←ウソ。こんな会はありません(笑)。

【蛇足】
 ふと思い立って、『走れ!歌謡曲』をネット検索しました。まだ続いていることを知り、びっくり。私が聴いていたのは高校生のころ(1970年代半ば)ですよ。
コメント(7) 

コメント 7

大熊宏俊

少しずつ上達していけたらと思っています。ご指導よろしくおねがいします。
>手作りファンジン友の会(仮称)
私は会員ナンバー1番でしょうか(^^;
>『走れ!歌謡曲』
落合恵子さんの後任パーソナリティ高橋小枝子さんが好きでした。担当日の月曜だけは(5時までの)チャチャヤングを、3時から走れ歌謡曲に切り替えていました。
by 大熊宏俊 (2014-11-28 23:03) 

高井 信

 場数を踏むのが一番でしょうね。作るたびに難点を是正し、自分に合う製作方法を工夫し、作業に慣れる。
 大熊さんは最初からこれだけのものを作られたんですから、すぐに上達しますよ。私も負けないように精進しないと(笑)。

>私は会員ナンバー1番でしょうか(^^;
 いえ、ナンバー1は私です。大熊さんは2。で、3は森田裕さん。そういえば森田さん、元々社に挑戦しようかな、みたいな話をされてました(メールで)。おお!
 ――って、そんな会は存在しませんけれど(笑)。

 私が熱心にSFファン活動をしていた20歳前後、ファンジンって手作りで数十部発行というのが当たり前でした。10部程度というのも珍しくない。
 そのころを懐かしく思い出しつつ、しかし完成したファンジンのクオリティは当時の比ではなく、もう楽しくて楽しくて。
by 高井 信 (2014-11-29 07:51) 

森田 裕

>手作りファンジン友の会(仮称)

名称は、「手作りファンジン・バーチャル友の会」にしましょう。で、私は予備会員(笑)


by 森田 裕 (2014-11-29 12:06) 

高井 信

 確かにバーチャルですね。あ、そうだ。手作りファンジン友の会@バーチャル、としましょう。会員ももちろんバーチャル(笑)。
by 高井 信 (2014-11-29 14:23) 

高井 信

 書き忘れていました。
『海洋未来物語』は連作長編ですが、この本にはそれとは別にショートショート6が巻末に収録されています。つまり、ショートショートの資料でもあるわけですね(嬉)。
by 高井 信 (2014-11-29 14:50) 

大熊宏俊

ショートショートについても書きたかったんですが、解説が長くなっても邪魔なだけなので割愛しました。著者は恥ずかしくて云々と書かれていますが、充分読ませます。とりわけ「ロボット」は傑作で、オチは割れるんですが、オチがついておしまいというタイプではなく、オチた後の余韻がすごくいいのです。高井信編「日本SSベスト集成」には「助かった三人」とともにぜひ採ってほしいです(^^)。
by 大熊宏俊 (2014-11-29 20:26) 

高井 信

 第一世代の方々って、ショートショートは苦手だとか恥ずかしいとか言う人もいますが、皆さん名手ですよね。SF的な思考はショートショートに合っているのだと思います。
 ショートショート集としてまとめられているかどうかは別として、ほとんどの方が本1冊分くらいは書いているのではないでしょうか。
by 高井 信 (2014-11-29 20:43) 

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