『お笑い10行小説』

◎柿井優嬉『お笑い10行小説』東京図書出版（21）
　半年前、『お笑い10行小説Ⅱ』を購入。第1巻も買おうと思いましたが、新本は品切れで、古本はプレミア価格。プレミア価格で買うのは、ちょっとね。
　そんなこんなで半年経過。ふと某ネット書店を見ましたら、新本（もちろん定価）を売っているではありませんか。迷わず注文した次第です。めでたしめでめし。
　

『口のなかの小鳥たち』

◎サマンタ・シュウェブリン『口のなかの小鳥たち』東宣出版・はじめて出逢う世界のおはなし（14）
　15編収録。数は少ないですが、各作品は短いです。それに何より、帯の惹句が魅力的。

『小さな真鍮の神』『星は昏い』

　綺想社さまより以下の2冊をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
◎Ｂ・Ｍ・クローカー『小さな真鍮の神 印度幻想綺譚集』綺想社（22）
　全12話収録。サブタイトルが「印度幻想綺譚集」というだけでそそられます。さらに解説（南山毅）には山川方夫の名も！
　通販はこちらです。
◎ピーター・チェイニー『星は昏い』綺想社（22）
　読んだことのない作家なのですが、通販サイトの紹介によりますと――
＞第二次世界大戦下、様々な男女が登場し、複雑に絡みあって、非情な駆引が描かれる群像劇。
　通販はこちらです。
　

高井以外のノンフィクション2冊（ネオ・ベム）

　資料性の高い本、もっと出したいです。

高井以外の創作集5冊（ネオ・ベム）

　ここのところ私の作品集ばかりですが、ネオ・ベム向きの原稿があれば、他作者の作品集も出したいと思っています。ショートショート・アンソロジーを出せたら嬉しいなあ。

高井のノンフィクション3冊（ネオ・ベム）

　承前。
　ノンフィクションの既刊は3冊。

　単行本未収録作品集の編集とともに『日本ショートショート出版史』改訂版の準備を始めたのですが、作品集に時間と手間、そして何よりパワーを取られて、停滞しています。作品集が一段落し、少し休んでから再開したいと思っています。来年ですね。
　あ。岡田正也さんの『宇宙生物分類学〈完全版〉』も出さないと……。

高井の創作集10冊（ネオ・ベム）

　ここのところ、頭のなかは近日完成予定の私家版作品集に占められています。
　ということで、既刊5冊と新刊5冊、全10冊を並べてみました。

　笑みがこぼれてしまいます。

発注

　私家版作品集5冊を印刷屋さんに発注しました。18日までに発送予定とのことです。（画像クリックで拡大表示）

　通販は盛林堂さんにお願いしています。初回納品分には全冊にサインを入れることにしました。届いたらサインを入れ、速やかに盛林堂さんに送ります。
　通販が開始されましたら、またアナウンスいたします。また、私が住所を存じ上げている方（あるいは手渡し可能な方）については直販も承りますので、ご連絡ください（ご希望あればサインも）。
　どうぞよろしくお願いいたします。

試作品出来

　私家版作品集の試作品ができあがりました。


　表紙に関して、4冊は思っていた以上にきれいに印刷されていましたが、『ある蘇生師の一日』はタイトルや著者名が読みづらくて、う～～む。
　このままではよろしくないと思いますので、どうするか思案中です。

告知用画像

　私家版作品集5冊、告知用に画像を作りました。完成するのはおそらく今月20日過ぎで、盛林堂さんでの販売開始は25日くらいになるのではないかと思います。
　それまで何度か、あちこちにこの画像をアップするつもりです。
　どうぞよろしくお願いいたします。

　画像クリックで拡大表示します。

『言葉をあやつる技術』

　ＣＤ『言葉をあやつる技術』を聴きました。阿刀田高の講演を録音したものです。収録日は1982年5月14日。40年前！
「言葉（日本語）」に関する蘊蓄話あれこれ、楽しませていただきました。

『できない相談』

◎森絵都『できない相談』筑摩書房（19）
　38編収録。森絵都のショートショート集はほかに、『ショート・トリップ』理論社（00）／集英社文庫（07）／集英社みらい文庫（11）があります。作品異同についてはこの記事を。

『うちの女房、うちの息子』ほか

　本日より名古屋古書会館の即売会開始。さっそく行ってきました。
　即売会では――
◎責任編集：平井隆太郎、中島河太郎『乱歩年譜著作目録集成』講談社・江戸川乱歩推理文庫（89）
　即売会で買ったのはこの1冊だけ。その後、そのあたりの古本屋を回りました。6冊購入しましたが、うち4冊はダブり（承知の上で購入）です。それ以外では、遠藤周作を2冊。
◎遠藤周作『天使』角川書店（80）
　ユーモア小説集。全11編収録。
　
◎遠藤周作『うちの女房、うちの息子』講談社（74）
　帯に「第3ユーモア小説集」、扉にも「遠藤周作第三ユーモア小説集」とあります。『ユーモア小説集Ⅲ』講談社・遠藤周作文庫（75）は文庫オリジナルと思っていましたが、元版があったのですね。また、『第三ユーモア小説集』講談社文庫（77）もあります。（3冊とも再編集され、若干の作品i異同があります）。
　　
　ご参考までに――
◎『遠藤周作ユーモア小説集』講談社（69）／『遠藤周作ユーモア小説集』講談社・ロマンブックス（71）／『ユーモア小説集』講談社文庫（73）／『ユーモア小説集Ⅰ』遠藤周作文庫（75）＊2編割愛、3編増補
　　

◎『遠藤周作第二ユーモア小説集』講談社（73）／『ユーモア小説集Ⅱ』遠藤周作文庫（74）＊2編割愛／『第二ユーモア小説集』講談社文庫（75）＊元版と同じ
　　

『地底旅行』

『まことちゃん』を読み始めて1か月が経ちました。今朝、第10巻を読了。まだまだ先は長いです。
　ここらでちょっと休憩しようかと……。
◎倉薗紀彦／原作：ジュール・ヴェルヌ『地底旅行（全4巻）』BEAM COMIX（16～17）
　ＳＦの祖といえばウェルズとヴェルヌですが、ＳＦという意味ではウェルズの存在感が大きいと思っています。ヴェルヌはＳＦの要素を持つ冒険小説という感じ。
　ヴェルヌの作品で最も好きなのは『十五少年漂流記』でして、これはＳＦではありません。ＳＦでしたら、迷いますが、『地底旅行』かなあと思います。
　さてこのコミカライズ、どんな味付けがされているのでしょうか。楽しみです。
　　　

『三円小説② 10秒後に喜怒哀楽』

◎原田たけし『三円小説② 10秒後に喜怒哀楽』金風舎（22）
　あ、第2巻が出てたのか、と購入。第1巻はこちらに。作者の名前が漢字です。

『月面文字翻刻一例』ほか

　今日は快晴で、ぽかぽか陽気。自転車に飛び乗り、蓬左文庫で開催中の古書市へ。

　残念ながら、古書市では買う本はなかったのですが、帰りに立ち寄った新刊書店にて――
◎川野芽生『月面文字翻刻一例』書肆侃侃房（22）
　数日前、北原尚彦さんから「掌編集らしいよ。ネットでサイン本売ってるよ」と教えてもらい、すぐに当該サイトを見に行ったのですが、サイン本はすでに売り切れていました。まあ、仕方がないです。本日、書店で購入。もちろんサインはありません。
◎小松左京『牛の首 厳選恐怖小説集』角川ホラー文庫（22）
　収録作品自体はたぶん家にあると思います。買おうか迷ったのですが、この作品を表題にされてしまっては……。このタイトルはずるい（笑）。
　

直販

　私家版作品集5冊は順調に行けば今月下旬に完成します。
『木造アパート・アドベンチャー』284ページ／1400円（予価）
『クローン・クローン』228ページ／1200円（予価）
『暗闇エレジー』272ページ／1400円（予価）
『続・神々のビリヤード』240ページ／1300円（予価）
『ある蘇生師の一日』204ページ／1100円（予価）
　　
　
　例によって盛林堂書房さんにて販売していただきますが、私がご住所を存じ上げている方、手渡し可能な方については直販も承ります。ご希望の方はご連絡ください。（発行部数決定の参考になるので、10日くらいまでに希望をお知らせいただけますとありがたいです）
　今回、盛林堂書房さん委託分のうち、初回納品分にはサインを入れさせていただくことにしました。直販でもご希望あればサインを入れます。

【追記】
　6月24日の記事に――
＞今年中に3冊、できれば4冊出すつもりです。
　と書きました。
「できれば4冊」どころか5冊出します。
　偉いぞ。＞自分

私家版作品集・最新状況

『木造アパート・アドベンチャー』284ページ／1400円（予価）
『クローン・クローン』228ページ／1200円（予価）
『暗闇エレジー』272ページ／1400円（予価）
『続・神々のビリヤード』240ページ／1300円（予価）
『ある蘇生師の一日』204ページ／1100円（予価）
　本日、本文＆表紙のデータが完成。試しに1冊ずつ注文しました。来週中には届くようです。
　これをチェックして問題がなければ、必要分を注文します。それが届いたら販売開始です。
　全体的に、以前よりも少し高くなってしまいましたが、印刷･製本代が大幅に高騰していまして……。申しわけありません。
　詳細はまた販売スタート時に。

『宇宙パズル』

◎中原涼『宇宙パズル 小林亜星がブラックホールになったら大きさは？』地人書館（84）
　ずーーーーーーーっと探していました。ようやく入手。嬉しい！