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映画『名犬ラッシー 森を探検!』

 映画『名犬ラッシー 森を探検!』を観ました(→この記事参照)。
 前2作にも増してラッシーの名演技が光ります。ほんとに賢い。
 森で獣捕獲用の罠にかかり、左前足を骨折したラッシー。歩けないラッシーに迫りくる狼。――なんてシーンもあったりして、はらはらどきどき。
 ラッシーの活躍シーンが多かったこともあり、これまで観た3作で一番面白かったです。
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『幻想夜話』『竜王の娘』

◎高階良子『幻想夜話』秋田書店・ボニータ・コミックス(14)
>キノコを巡るミステリアス・ファンタジー[黒ハート]
『マタンゴ』を連想。たぶん勘違いだろうと思いつつも買ってしまいました。高階良子、溜まってきましたねえ。
◎鮫島圓『竜王の娘 中国幻想選』双葉社・web ACTION(21)
 中国幻想譚は網羅的に収集するつもりはありませんが、見かけると買ってしまうことが多いです。この手のマンガも溜まってきました。
幻想夜話.jpg 竜王の娘.jpg
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『辻真先のテレビアニメ道』

◎辻真先『辻真先のテレビアニメ道』立東舎(21)
 テレビ草創期の想い出話から始まります。私が生まれる、ちょっと前の話。興味深いエピソードの連続で、ぐんぐん引きこまれます。
 国産アニメ草創期の裏話を読みたくて買ったのですが、そこに至る前に、すでに楽しんでしまっています(嬉)。
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『非情の片道切符』

 リイ・ブラケット『非情の片道切符 眼には目を』綺想社(22)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 懐かしい名前ですねえ。私がSFファンになって、最初期に知ったSF作家のひとりです。70年代の翻訳はほとんど読んだのではないかなあ。
 本書は、そのブラケットのミステリー長編とのこと。ブラケットのミステリなんて、興味津々であります。
 ご注文はこちらへ。
非情の片道切符.jpg
 うちの本棚、綺想社刊の本が並んでいるあたりをパチリ。これらが最近の刊行物だなんて、1970年代にタイムスリップしたかのようです。
綺想社.JPG
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『赤い屋根、みどりの煙突』

◎香川真澄『赤い屋根、みどりの煙突』近代文藝社(94)
 先ごろ『ドラゴン・クラウ 散文作品集1創林社・創林新書(22)を上梓した著者の短編集です。全3編収録。
 まだぱらぱらっと眺めただけですが、文章表現のさまざまな実験(10ページ以上も改行なし、平仮名のみ、とか)をされているようで、興味深いです。
赤い屋根、みどりの煙突.jpg
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映画『名犬ラッシー クーガーはともだち』

 映画『名犬ラッシー クーガーはともだち』を観ました(→この記事参照)。
 クーガーとはピューマのこと。家畜荒らしの冤罪を着せられたクーガーを助けるため、ラッシーが活躍する話です。
 生まれたばかりの赤ちゃんクーガーを安全な場所に避難させ、母子を外敵から守り、(よろしくない方法ではあるけれど)食べ物を調達し、人間からも守り……。
 いやあ、ラッシーはかわいいなあ。賢いなあ。
 クーガーの子どもたちもかわいいなあ。母クーガーもかわいいなあ。
 クーガー話は全体の3分の2ほどで、残りは農場から逃げ出した暴れ馬をラッシーが連れ戻す話です。その過程で暴れ馬が人間に慣れ……。このエピソードでもラッシーの賢さ爆発です。
 今夜もじゃぶじゃぶと心が洗われたのでした。
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『マーズ』

 横山光輝『マーズ(後編)』AKITA TOP COMICS WIDE(05)をゲット。ようやく前後編が揃いました(→この記事参照)。
 現在、マンガは占い学園 スターダイス(全7巻)』を読んでいます。宣言通り、のんびりと読み進めていて、1週間かけて3冊読了。まだ半分にも到達していません。占い好きが集まる高校を描いた学園ものかと思っていたら、時空を超越したSFになってきて、うほほほほ……なのですが、ちょっと休憩して、先に『マーズ』を読んでしまおうかな、なんて思っています。ほんと、読みたかったのです。
マーズ・前編.jpg マーズ・後編.jpg マーズ・背.jpg
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『名犬ラッシー』

 昨夜からTVドラマ『名犬ラッシー』の映画版を観始めました。
 原作小説を読み返したいなと思い、いつだったか年少者向けの超絶抄訳版ですけれど買ったことを思い出しました。さっそく発掘。
◎ナイト『名犬ラッシー』ポプラ社・こども世界名作童話(88)
 あっという間に読み終えました。
 あらすじに毛が生えた程度の描かれ方でしたが、それでもかなり感動的。完訳版(ではなくても、それに近いもの)を読みたくなってきました。今後、留意したいと思います。
名犬ラッシー.jpg
 先月7日、児童文学ブーム終了宣言をしましたが、終わったのは「バーネットとマロをしゃぶりつくそう」計画だけで、児童文学ブームは終わってなかったようです。無理に終わらせることもありませんから、心の赴くままに。
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映画『名犬ラッシーの大冒険』

 この記事ほかにも書いていますように、小学生のときに読んだ『名犬ラッシー』は感動の名作として、心に深く焼きついています。当時読んだ本を読み返してみたいのですが、手許にありません。出版社不明。読んだのは小学校3年か4年ですから、1966年あたり。函入りのハードカバーで、判型は正方形に近かったと記憶しています。心当たりのある方、ご一報いただけますと嬉しいです。

 やはり小学生のころ、TVドラマ『名犬ラッシー』も楽しく観ていました。機会があれば観たいなあと思っていたところ、ドラマ版を編集した映画を収めたDVDボックスが目に飛びこんできました。
 ウィキペディアを見ますと、ドラマ版を編集した映画は全部で6作あるとのこと。このDVDボックスにはそのうち4作(◆印)が収録されています。(DVDボックス版のタイトルは微妙に違います)
『名犬ラッシーの大冒険』1963年◆
『名犬ラッシー ラッシーの“クーガーはともだち”』1967年◆
『名犬ラッシー 宇宙は近いぞ、ラッシー!』1967年
『名犬ラッシー ラッシーの“愛こそすべて”』1968年
『名犬ラッシー ラッシー、森を探検!』1972年◆
『名犬ラッシー ロッキーを越えて』1978年◆
名犬ラッシーDVDボックス.jpg 名犬ラッシーDVDボックス(背).jpg 名犬ラッシーの大冒険.jpg
 ということで、今夜は『名犬ラッシーの大冒険』を観ました。
 映画を観ているというより長いTVドラマを観ているという感覚。まあ、TVドラマを再編集したものなのですから、当然でしょう。そんなことはどうでもよくて――
 ラッシー、かわいいっ。いい子だなあ。
 心がじゃぶじゃぶ洗われました。
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『封印されたグリム童話』

 初夏みたいな陽気です。思い切りサイクリングしてきました。
◎桑名怜訳『封印されたグリム童話 “削除”された最も残酷でグロテスクな33話』宝島社(12)
 めちゃ面白そう。手に取った瞬間に購入決定です。
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TVアニメ『フランダースの犬』

 今朝からTVアニメ『フランダースの犬』を観ることにしました。『世界名作劇場』シリーズのひとつで、1975年の放送、全52話。
 原作は子どものころに読みました。ベスト10入りするほどではありませんが、残っている印象は決して悪くありません。
 すでに第2話まで観終わりました。パトラッシュはまだちらと出てきただけ。本格的な登場が待たれます。
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アニメ『世界名作劇場〔完結版〕 愛少女ポリアンナ物語』

 さて、TVアニメ『愛少女ポリアンナ物語』の締めくくり――これから『世界名作劇場〔完結版〕 愛少女ポリアンナ物語』を観ます。
 スタート――した途端にポリアンナの手術のシーン!
 で、回想シーンが始まりました。なるほど、そういう構成ですか。
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『シャーロック・ホームズの栄冠』

◎北原尚彦編『シャーロック・ホームズの栄冠』論創社・論創海外ミステリ(07)
 ホームズのパロディ集で、全24編収録。ショートショートと言える長さの作品も数多く収録されています。う~~ん、ノーチェックでした。
 文庫版(創元推理文庫/2017年)には全25編収録とのこと。むむむむむ。
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『絵本アニメ 世界名作劇場 愛少女ポリアンナ物語』

◎原作:エレナ・ホグマン・ポーター/文:しまだみちる『絵本アニメ 世界名作劇場 愛少女ポリアンナ物語』ぎょうせい(02)
 図書館で借り、帰宅してすぐに読了。TVアニメ『愛少女ポリアンナ物語』を反芻することができ、満足なのですが、アニメの第1部(第27話まで)しか描かれておらず、それは残念でした。
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『日本語てにをはルール』

◎石黒圭編著『知っているようで知らない 日本語てにをはルール』日経の文庫(12)
 昨日買った本です。『粋人随筆選』ほかは古書店で購入しましたが、これはブックオフで買いました。
 タイトルに惹かれて手に取り、ぱらぱらと。
 私自身、てにをは(助詞)の使い方(同じ助詞が続く場合の対処とか)で迷うことはよくあります。さほど悩むことはありませんが、咄嗟には判断できないケースが多いです。ほかにも敬語の「お」と「ご」の使い分けなども本書には取り上げられています。
 読みやすい(読者に優しい)文章を書こうと思っている方には参考になるかと思い、ここで紹介することにしました。
 興味を持たれましたら、ぜひ。
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行方不明の話

 先日、「持っているはずの本が見つからなくて……。そしたら意外なところに……」というような記事を書きました(→これ)。
 うちの本はけっこう整理されているほうだと思うのですが、たまにあるんですよね、こういうこと。
 ちょっと前には、アンリ・ミショー『幻想旅行記 グランド・ガラバーニュの旅』青土社(72)が見当たらなくて、焦りました。
 翻訳ものハードカバーが並んでいる棚をじっくりと見るも、どこにもない。文春文庫『ムツゴロウの馬 ショートショート』でしたら仮に見つからなくても新たに買うことは容易ですから、さほどのことはありません。しかし『幻想旅行記』は気楽には買える本ではありません。
 いずれどこかから出てくるだろうから、それを待つしかないなあ。
 いったんは発掘を諦めたものの、やはり気になります。数日後、念のため日本人作家の棚も、とチェックしたら――
 あったんですねえ。『ムツゴロウの馬』のケースと同じです。
 アンリ・ミショーの本はほかに『プリュームという男』国文社(70)を持っていますが、判型が違うこともあり、別の棚に収めています。
 この機会に、並べて収納することにしました。もちろん、翻訳ものハードカバーの棚に。
幻想旅行記.jpg プリュームという男.jpg
 行方不明のまま見つからない本もあります。最近では、眉村卓『幻影の構成』ハヤカワJA文庫(73)です。ふとした拍子に見当たらないことに気づき、探したのですが、どこにもありません。『幻影の構成』は早川書房・日本SFシリーズ(66)や角川文庫(77)を持っていますから、特に困ることはないとはいえ、やはり気になります。いずれ、どこかから姿を現すのではないかと思っていますけれど……。

 本は持っているだけでは意味がない。必要なとき、すぐに手に取れなければ。――と思っています。
 さらに言うならば――本は読んでなくても構わない。必要なとき、すぐに手に取れれば。

【追記】
 アンリ・ミショーですが、四六ハードカバー翻訳書の棚に並んでいると、どうにも収まりが悪いような気がします。雑多な判型の本を収めてある棚に移しました。こちらのほうがまだしっくり来ます(画像クリックで拡大表示)。
雑多判型棚.JPG
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『粋人随筆選』ほか

◎武野藤介『粋人随筆選』あまとりあ社(60)
 久しぶりに武野藤介を買いました。「随筆選」と書かれていますが、「第5扉 粋人掌篇集」にはコントが28編!
◎高橋毅一郎『随筆 匙かげん』保健同人社(55)
 よくわからないけど面白そうなので買ってしまいました。
粋人随筆選.jpg 随筆 匙かげん.jpg
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『カラマーゾフの兄妹 オリジナル・ヴァージョン』

 高野史緒『カラマーゾフの兄妹 オリジナル・ヴァージョン』盛林堂ミステリアス文庫(22)を著者およびイラストレーター(YOUCHAN)よりお送りいただきました。ありがとうございます。
『カラマーゾフの兄弟』×『Xファイル』
『カラマーゾフの兄弟』は読んだことがないし、『Xファイル』は観たことがないのですが、とんでもない組み合わせということはわかります。しかも改変歴史SF。疑問符が脳裡を駆け巡ります。
 結論。――なんだかわかんないけど、すごそう。
 読むのが楽しみです。
カラマーゾフの妹.jpg
 ご注文はこちらまで。現在、予約受付中です。
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「100分de名著 レイ・ブラッドベリ 華氏451度」

◎戸田山和久「100分de名著 レイ・ブラッドベリ 華氏451度」NHK出版(21)
 ようやく買いました。
 書棚に収め、NHK番組のテキストが並んでいるあたりをパチリ。
100分de名著 レイ・ブラッドベリ.jpg NHKテキスト.JPG
 あれ? 渡邉義浩「100分de名著 陳寿 三国志」も買ったはずですが、ここには並んでいませんね。
 探したら、『三国志』本の山に潜んでいました。写真を撮り直すのも面倒なので、このままで。
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『ニューことわざ80選』

◎チャッピー高橋、コンプレックス市川『ニューことわざ80選』新風舎文庫(04)
 新たなことわざではなくて、既存のことわざをダジャレ化した本です。
 しょーもないダジャレのオンパレード。目次を眺めているだけで、くすくすと笑みが漏れます。
 例を挙げると――
 一寸の虫にもゴムの魂/イヌも歩けばネコも歩く/エビの体位でつる/腐っても食いたい/さわらぬ神にタタミイワシ/信じる者はすくい投げ/チャカに鉄砲/二度あることはサンダル/のれんにゴリ押し/ブタと心中/本妻は忘れた頃にやってくる/目からタラコが落ちる/焼き鳥を焦がす勢い
 とまあ、こんな具合。ほんと、くっだらない(←大好き)。
 本文ページにはその原典と解説が載っているのですが、目次だけで満腹になってしまいます。
 ご馳走さまでした。
ニューことわざ80選.jpg
 この表紙に載っていることわざでは「きゅうす猫を噛む」「五十歩ヤッホー」が好きです。
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『元気が出る俳句』『怖い俳句』

◎倉阪鬼一郎『元気が出る俳句』幻冬舎新書(14)
◎倉阪鬼一郎『怖い俳句』幻冬舎新書(12)
 倉阪鬼一郎『怖い短歌』幻冬舎新書(18)の姉妹編。『怖い短歌』が楽しかったので、気になっていました。『猫俳句パラダイス』幻冬舎新書(17)という本もあるそうで、どこかで見かけましたら……。
元気が出る俳句.jpg 怖い俳句.jpg
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『どうして勉強しないといけないの?』

 橋本喬木『どうして勉強しないといけないの?』私家版(22)を著者より送っていただきました。いつもありがとうございます。
 三題噺やショートショートでご活躍の、しかし今回は創作ではなくコラム集です。
 ぱらぱらっと眺めますと、江坂遊なんて名前が出てきたりして 思わずそのページで手が止まります。
 全体的にユーモラスな筆致で書かれていて、読みやすそうです。楽しませてもらいます。
どうして勉強しないといけないの?.jpg

【追記】
 うちの書棚の橋本喬木コーナーです。
橋本喬木コーナー.JPG
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『変身願望』

 今月7日の記事「西村京太郎の短編」の続きです。
 お薦めいただいた3作のうち、「南神威島」と「優しい脅迫者」は手持ちのアンソロジーで読むことができました。残る「アンドロメダから来た男」は、時間さえかければ収録書籍を見つけることができるでしょうが、そんなに悠長に構えていられる心境ではありません。
 図書館で借りるか。ネット古書店で買うか。考えた末、通販を利用することにしました。
 さっそく注文し、先ほど着。思っていたよりも早く届き、嬉しいです。
◎西村京太郎『変身願望』講談社文庫(85)
 9編収録の短編集。まずはお目当ての「アンドロメダから来た男」を読みました。
 おお、こういう話ですか。懐かしさが溢れるSFアイデア・ストーリーですね。古い感は否めませんが、こういうタイプは好きですから、楽しく読むことができました。
 3作ともタイプの違う佳品で、幅広い作風に感服。この3作を読んだことで、西村京太郎を見る目が変わったような気がします。お薦めくださった吉田さん、ありがとうございました。
変身願望.jpg
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『ヒソヒソ話したくなる180秒の怖い話』ほか

◎並木伸一郎『ヒソヒソ話したくなる180秒の怖い話』辰巳出版(20)
 こういった実話怪談系の本は守備範囲外ですが、タイトルが気に入ると買うこともあります。
◎高橋留美子『鏡が来た 高橋留美子短編集』小学館・BIG COMICS SPECIAL(15)
 私は『うる星やつら』『めぞん一刻』に夢中になった世代で、高橋留美子は短編も大好きです。へえ、こんな短編集が出ていたのか、と。
ヒソヒソ話したくなる180秒の怖い話.jpg 鏡が来た.jpg
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『惑いの森』ほか

◎中村文則『惑いの森』文春文庫(18)
『惑いの森~50ストーリーズ~イースト・プレス(12)の文庫化。
◎庄司浅水『世界の七不思議 古代から現代までの29話』現代教養文庫(69初版/86新版)
 これらの隣に並べます。
◎志村有弘編訳『新編 百物語』河出文庫(05)
『百物語』関連、気が向くと買います。
惑いの森(文春文庫).jpg 世界の七不思議.jpg 新編 百物語.jpg
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『ショートショートの宝箱Ⅴ』ポップ

 行きつけの書店(ちくさ正文館書店本店/名古屋)に光文社文庫編集部編『ショートショートの宝箱Ⅴ』光文社文庫(22)のポップを持っていき、使ってくれるよう頼みました。版元ではなく寄稿者有志が作製したものです。
 暫定という前提で、どんな感じになるか見せてもらいました。
ポップ.JPG
 寄稿者の「2行ショートショート」が掲載されたカードも託してきました。どのように使うか、これから考えるそうです。「封入特典にしようか」みたいなことも言っていましたが、さて?
 どう展開されているか、次回に店に行ったときに確認しようと思います。
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『ドラゴン・クラウ』

 香川真澄『ドラゴン・クラウ 散文作品集1』創林社・創林新書(22)を著者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 ブッツァーティの翻訳(この本とかこの本とか)などで知られる著者の創作集です。
 全4編収録。巻頭の「十六夜ものがたり」は超掌編集。16編の、ほんとに短い作品(2行~8行)が集められています。私はクラインの鞄の話が気に入りました。
 残りの3編も読むのが楽しみです。
ドラゴン・クラウ.jpg
 興味のある方はこちらをご覧ください。
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『現代ユーモア文學全集 コント名作集』

◎駿河台書房編『現代ユーモア文學全集 コント名作集』駿河台書房(54)
 プロ作家のコントがどっさり収録。巻末には「応募作品」が収録されています。
 応募作品? と「あとがき」を読みましたら――
 へえ。“ユーモア文学賞”なるコンテストが開催され、その佳作6編が収録されているのですか。
 そんなコンテストがあったとは知りませんでした。大発見! いまで言うならショートショート・コンテストですからね。
コント名作集.jpg
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『呪いのかかしハロルド』ほか

前の記事より続く〉
 残念ながらお目当ての西村京太郎はありませんでしたが――
◎アルビン・シュワルツ編『スケアリーストーリーズ 怖い本3 呪いのかかしハロルド』岩崎書店(20)
 ありゃ、このシリーズの3冊目、出てたのですか。2冊で打ち止めかと思っていました(→この記事のコメント欄参照)。
◎エレノア=ポーター『少女ポリアンナ』偕成社文庫(86)
 全2冊、揃いました(→この記事参照)。読むか読まないか、TVアニメ『愛少女ポリアンナ物語』 を観終わってから決めます。
呪いのかかしハロルド.jpg 少女ポリアンナ.jpg
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西村京太郎の短編

 昨日の記事「訃報:西村京太郎さん」に対して、読者の方が嬉しいコメントを寄せてくれました。
> 短編においても孤島サスペンスと感染症を題材にした「南神威島」や、ヘンリースレッサーを思わせる「優しい脅迫者」、SFとサスペンス、ブラックユーモアを融合させた「アンドロメダから来た男」など優れた書き手の一人であったと思います。
 へえ。どれも面白そう。
 各作品の収録状況をチェックしましたところ、うちにある本では――
◎阿刀田高編『日本ユーモア文学傑作選Ⅰ 笑いの侵入者』白水uブックス(90)
「南神威島」を収録。白水uブックスのユーモア文学アンソロジーは全冊を所有しています。すべて目は通していますが、通読した本は少ないです。「南神威島」は読んでないのか、読んだけど忘れたのか。何十年も前のことゆえ定かではないのですが、覚えてないのですから読んでいようがいまいが同じです。
◎エラリークイーン編『日本傑作推理12選 第1集』カッパノベルス(77)
「優しい脅迫者」を収録。このシリーズも全冊を所有していますが、いずれ必要になるときが来るかも、と思って買ってあるだけで、ほとんど読んでいません。必要となるとき、来ました!(嬉)
笑いの侵入者.jpg 日本傑作推理12選 第1集.jpg
 残るは「アンドロメダから来た男」です。これが一番読みたいのですが、残念ながらうちにはありません。この作品が収録されているのは『11の迷路』講談社(79)、『変身願望』講談社文庫(85)、『麗しき疑惑』トクマノベルス・西村京太郎自選集2(00)、『麗しき疑惑』徳間文庫・西村京太郎自選集2(04)の4冊。
 よっしゃー。西村京太郎狩りじゃあ。――と自転車に飛び乗りました。
次の記事へ続く〉

【追記】3月10日
 顛末はこの記事に。
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