SSブログ

『12の花物語』ほか

◎桑田次郎『人外魔境』東京三世社(81)
 SF短編集。収録作の半分以上は別の短編集で読んだことがあると思うんですが、目次を見ても、どれを読んでどれを読んでないのか判然としません。
◎きたのじゅんこ・画、立原えりか・文『12の花物語』小学館(91)
 画文集。短いお話がたくさん収録されていますが、ショートショートとは少し違うかな。
人外魔境&12の花物語.JPG
『12の花物語』が大きすぎてスキャン不能なので、デジカメで撮影しました。『人外魔境』、文庫本みたいに見えるかもしれませんけど、A5判ハードカバーです。
コメント(0) 

演劇『時をかける少女』


 ユーチューブで演劇『時をかける少女』を観ました。朱雀高校の文化祭で催されたものとのこと。特に期待せずに観始めたのですが、これが期待以上、想像以上に面白かったです。私は演劇のことはよくわかりませんけど、演技も上手なんではないでしょうか。
 主人公は紺野真琴。つまり原作はアニメ版『時をかける少女』ですね。だいぶ前に観たきりなので細かいことは忘れていますが、原作を思い起こさせるシーンもたくさんありました。
 う~~む。原作を観たくなってきましたぞ。
 んで、DVDを取り出してきました。うちにあるのは海外版ですが、音声は日本語と英語を選べるし字幕は消せるし、です。
時をかける少女.jpg
コメント(0) 

「香山滋代表短篇集」

◎『香山滋代表短篇集 上 海から来た妖精』沖積舎(12)
◎『香山滋代表短篇集 下 妖蝶記』沖積舎(12)
海から来た妖精(新).jpg 妖蝶記(新).jpg
 香山滋の傑作選。ブックオフで見かけ、衝動買いしました。
 牧神社(75)の再刊――というか復刻ですね。牧神社版は函入りハードカバー、沖積舎版はソフトカバーで、サイズもだいぶ違いますが、中身はデザインも含め、全く同じですから。――にもかかわらず、沖積舎版に初刊データが記されていません。これはいけませんね。帯に「香山滋がその絶頂期に残していった美しくも哀惜にみちたファンタジーの数々をここに初めて集大成した」とありますが、この惹句も牧神社版そのままです。
 牧神社版が出たとき、私は高校3年生でした。香山滋熱が最高潮だったあのころ。この本が欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、しかし1800円という価格は高校生においそれと手を出せる金額ではなく……。二の足踏みまくり、躊躇しまくりの末、泣きながら買ったのでした。
 買った書店も覚えています。いまはもうありませんが、本山交差点にあった書店です。この店にはハヤカワSFシリーズの在庫も多くあり、学校帰りに(ぜんっぜん通り道ではないのですけれど)ちょくちょく寄っていました。いろいろ思い出しております。
海から来た妖精.jpg 妖蝶記.jpg
コメント(0) 

ショートショート講座

 今夏、朝日カルチャーセンター(名古屋)にてショートショート講座の講師を務めることになりました。7月~9月、全6回。
 5月4日現在、朝日カルチャーセンターHPには登録されていませんが、近いうちに新講座として登録されるはずです。興味のある方はチェックしてみてください。
 よろしくお願いいたします。
講座チラシ.jpg
コメント(0) 

『獣人』

 また電子書籍を買いました。小畑しゅんじ『獣人』マンガショップ(13)です。電子書籍は便利ですね。読みたいと思った1分後には読める。
 この本には怪奇マンガ9編(いずれも私が小学生のころの作品)が収録されています。子どものころ、こんなの好きでしたねえ。このテイスト! 懐かしい!
 配信即読み始め、あっという間に読み終えました。面白かった~。
獣人.JPG

コメント(0) 

『ブランケット・ブルームの星型乗車券』ほか

 近所のブックオフを散歩してきました。
◎田中貢太郎『戦前の怪談』河出書房新社(18)
◎吉田篤弘『ブランケット・ブルームの星型乗車券』幻冬舎(17)
 ショートショートの連作集?
◎鳥居みゆき『余った傘はありません』幻冬舎(12)
 ショートショートによる連作長編? 処女出版『夜にはずっと深い夜を』幻冬舎(09)は面白かったです(→この記事参照)。この本にも期待。
 読んでみるまでわからないけれど、とりあえず以上の3冊はショートショートの資料として購入しました。
戦前の怪談.jpg ブランケット・ブルームの星型乗車券.jpg 余った傘はありません.jpg
◎萩尾望都『バルバラ異界(全3巻)』小学館文庫(11~12)
 これ、読んだことないな、どんな話なんだろ、とジャケットの紹介を読むと――
>眠る人の夢の中入り込むことができる“夢先案内人”の渡会時夫は、ある事件から7年間眠り続ける少女・十条青羽の夢を探査する依頼を受けた。
 へえ、面白そう。
バルバラ異界1.jpg バルバラ異界2.jpg バルバラ異界3.jpg
◎松尾一『やっぱ岐阜弁やて!』まつお出版(08)
 名古屋弁とは似て非なる岐阜弁。興味があります。
◎北橋隆史『知ってるようで知らない ものの名前』幻冬舎(04)
 たとえばホッチキスの各部分の名称――ドライバー、マガジン、ハンドル、クリンチャー、クリンチャー・アーム。
 たとえば腕時計の各部分の名称――美錠、ツク棒、定革、遊革、分針、秒針、竜頭、小穴。
 イラストで解説されています。ぱらぱらっとめくっただけで、ほおお~~~、の連発でした。
◎池田理代子監修『別冊宝島 私たちの好きなベルサイユのばら』宝島社(03)
『ベルサイユのばら』、大好きです。
やっぱ岐阜弁やて!.jpg ものの名前.jpg 私たちの好きなベルサイユのばら.jpg
 以上、令和時代になって初めて買った紙の本でした。3日目にして大量買い。
コメント(0) 

「SFマガジン」6月号

「SFマガジン」6月号が届きました。横田順彌追悼特集。特集に、ちょっとだけお手伝い(資料提供)させていただき、その関係で送っていただいたのです。
 横田さんには若いころ、本当にお世話になりました。追悼号なんて嬉しくないのですが、現実は現実として受け止めなければなりません。追悼号に少しでも関わることができ、それについては嬉しく思います。
 まずは追悼エッセイを読みました。合掌……。
SFマガジン.jpg
コメント(0) 

『冒険ルビ』

 平成最後の購入本は電子書籍『隠密剣士』でした。で、令和初の購入本も電子書籍となりました。手塚治虫『冒険ルビ』手塚プロダクション(14)です。
 特に読みたいと思っていた本ではないのですが、キンドル書籍をぼーっと眺めていて、これ読んだことないな、セール中か、買っちゃお、という次第です。
 活字の本は実体を手元に置いておきたいのですけれど、マンガは読めればOK。電子書籍を買うのはこれで3冊目ですが、いずれもマンガです。令和時代、私の読書スタイルに変化が起きるのかも。
冒険ルビ.JPG
コメント(0)