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『幸福の条件』

幸福の条件.jpg 久しぶりのラジオドラマ(→この記事)に続き、久しぶりに里中満智子を読みました。
『幸福の条件』講談社コミックス フレンド(75)――「幸福の条件」と「遠い青空」、2編の中編が収録された作品集です。
 何度も書いていますように里中満智子のマンガは好きなんですけれど、当然のことながら、すっごく好きな作品もあれば、そうでもない作品もあります。この2編は文句なしに「すっごく好きな里中満智子」です。
 面白かった~~~。

 以下、講談社コミックスの里中満智子です。何冊か読んでない本があります。読まなきゃ。
里中満智子(講談社コミックス).JPG
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ラジオドラマ2編

 昨日と今日、久しぶりにラジオドラマを聴きました。NHK-FM「青春アドベンチャー」の2編――海音寺潮五郎・原作『鷲の歌』(→番組サイト)と樋口ミユ・脚本『僕たちの宇宙船』(→番組サイト)です。
 前者は15分×15回=3時間45分、後者は15分×10回=2時間半。どちらも長尺のドラマではありますが、飽きることなく楽しく聴き終えました。
 間欠泉のように、いきなり噴き出てくる「ラジオドラマ聴きたいよ~」の衝動。その衝動の赴くまま、よさそうなドラマを選んで聴きます。15分か30分聴いて、物語世界にはいれなければそこで聴くのをやめてしまうのですが、今回は2編ともそんなことはありませんでした。
 2編とも面白くて満足したお陰で、いまは衝動が収まっていますが、近いうちにまた噴き出してきそうな予感……。
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映画『ファイブヘッド・ジョーズ』

 映画『ファイブヘッド・ジョーズ』を観ました。文字通り、5つの頭を持つサメくんが出てきます(内訳は頭部に4つ、尻尾に1つ)。
 以下は映画冒頭、クルーザーを襲うサメくんです。巨大なゴム手袋にしか見えないのですが、いかがでしょう。
ファイブヘッド・ジョーズ.jpg
 一事が万事。こうなるともはやギャグ映画でありますが、ここまでいっちゃうと逆に楽しくなってくるから不思議です。あはははは。
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映画『ウォーニング』

ウォーニング.jpg 映画『ウォーニング』を観ました。
 オリジナル『美女とエイリアン』1957年
 リメイク『トレーシー・ローズの美女とエイリアン』1988年
 再リメイク『ウォーニング』1995年
 先日、『美女とエイリアン』を観ました(→この記事)。『トレーシー・ローズの美女とエイリアン』は6年前に観ています(→この記事)。せっかくだから、3作とも制覇しておこうかな、と。
 ストーリー的にはオリジナルとほぼ同じですね。特撮は派手になっていますが、オリジナル(1957年)と比べれば、の話。1995年の作品にしてはしょぼいです(笑)。
 こういうストーリーは好きですから、これがリメイクでなければ、あるいは先に『美女とエイリアン』を観ていなければ、もっともっと楽しく観られたでしょう。ここまでオリジナルに忠実にリメイクせず、もうちょっと新しい要素を加えてくれたらなあ、なんて思います。

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中学の後輩

 フィギュアスケートの宇野昌磨選手が、私の出身中学の後輩であると、ついさっき知りました。ただそれだけのことなんですが、なんとなく書いておきたくなりまして……(笑)。
 宇野選手は1997年生まれとのこと。ちょうど40歳差。うひー。もはや先輩もクソもありませんな(笑)。
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『ジャダ』

ジャダ.jpg 藤原龍一郎さんより歌集『ジャダ』短歌研究社(09)をお送りいただきました。ありがとうございます。
 SFありプロレスあり映画ありマンガあり。いやもう、なんでもありのバトルロイヤルですね。
 以前に送っていただいた『花束で殴る』もそうですが、藤原さんの短歌を読むと、私が短歌に対して抱いていたイメージが音を立てて崩壊していくのを感じます。こんなに自由な表現形式なんですねえ。楽しい!
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229編!

 ゆえあって、「SFハガジン」のバックナンバーをチェック。ついでに、前号(第98号)までに掲載したショートショートの数を数えてみました。
 なんと、229編! 150くらいかなと(漠然と)思ってましたので、びっくり。で、次々号では100号に達するわけで、感無量です。
 100号超えのSFファンジン(紙媒体)って、10誌もないのではないかなあ。
「宇宙塵」「Hard SF Labratory」「てんたくるず」「THATTA」「赤き酒場」「ミクロSF」……。ほかは????


 え~と。
 バックナンバーをチェックしていて気がついたのですが、「SFハガジン」は創刊前に準備号を3冊、それに別冊を3冊出していますから、数え方によっては、もう100号を突破しているのですね。ま、いっか(笑)。
 頑張りま~す。
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『大相撲名力士風雲録』第21号

大相撲名力士風雲録第21号.jpg『大相撲名力士風雲録 第21号 清國・前の山・大麒麟・大受』ベースボール・マガジン社(17)の付録DVDを観ています。対象となるのは昭和31年から52年の取組です。昭和30年代の取組では見覚えのない力士も登場しますが、40年代になりますと、懐かしい顔ぶれがずらり。
・麒麟児? え、麒麟児ちゃうやん。あ、そうか。大麒麟になる前は麒麟児だったんだ。完全に忘れてたな。
・あのころの力士って、いまの力士と全然体型が違うなあ。総じて、引き締まっている。大相撲の解説者が「いまの力士は太りすぎ」と言うのもわかるな。
 いやあ、楽しい楽しい。
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「アイドル映画30年史」

 別冊映画秘宝VOL.2「アイドル映画30年史」洋泉MOOK(03)なんて本を見かけて購入。さっそく読んでいます。
 1970年以降のアイドル映画を総まくり。懐かしい映画、アイドルの名前が並んでいます。
アイドル映画30年史.jpg 私は基本的に、出演者で映画を観ることはしません(そもそも、俳優の知識が極めて乏しい)。20代のころ、ハリソン・フォードの主演映画を好んで観に行きましたが、それくらいかな。映画を観る最も大きな動機は……たぶん原作者であろうと思います。
 この本でも『時をかける少女』『ねらわれた学園』『戦国自衛隊』といった映画が取り上げられています。私はどれも大好きなのですけれど、アイドルが出ているからとか、全く関係ないですね。アイドルが演じている役を別の俳優が演じていたとしても、同じように楽しく観たと思います。
 まあ、アイドル云々は別として、この本には知らない映画もたくさん紹介されていまして、何本か面白そうな映画を見つけました。機会があれば……。
 あ、そうそう。天地真理という芸名が梶原一騎・原作のマンガ『朝日の恋人』から来ているというのは初めて知りました。先日の記事にも書きましたように、梶原一騎・原作のマンガは大好きで、かなり読んできたつもりですが、『朝日の恋人』という作品は知りませんでした。これまた、機会があれば……。
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「号泣」と「嗚咽」

号泣:大きな声を出して泣き叫ぶこと。
嗚咽:声をつまらせて泣くこと。

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映画『美女とエイリアン』


 映画『美女とエイリアン』を観ました。1957年の作品。以前に観た『トレーシー・ローズの美女とエイリアン』(1988年)は、この映画のリメイクです。
 リメイクを観た際、
>1950年代の映画と言われても、そうかなと納得できるような内容でした(まあ、もともと1957年作品のリメイクということなんですが)。
 と書きました。(→この記事
 うん。やはりこの設定、そしてストーリーは50年代SF映画がふさわしいですね。オリジナルを観ていて、すごくしっくりするものを感じました。67分という短さも高評価。
 楽しかったです。
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「時代劇コミック斬」VOL.09

 近所のコンビニで「時代劇コミック斬」VOL.09(18)を買ってきました。付録のDVD『着ながし奉行』が目当てです。山本周五郎『町奉行日記』を映像化したもので、監督:岡本喜八、主演:仲代達矢。1981年の作品。
 同じく『町奉行日記』を映画化した『どら平太』(2000年)は面白かったです。さて、『着ながし奉行』は?
コミック斬VOL.09.jpg 着ながし奉行.jpg
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「SFハガジン」第98号

「SFハガジン」第98号を発行しました。今号は江坂遊さんです。「6月5日発行」と記載したつもりでしたが、はっと気づくと「6月6日発行」になっていました。しょーもないボケじじいでありますな。まあ、5日でも6日でも、どっちでもいいけど。
 そんなこんなで、次号は第99号。そして次々号は第100号です。いまのところ100号用の原稿をいただいているのは(私も含めて)6人。締め切り(今月末)に向け、がんがん送られてくるものと期待しています。
 気楽に、楽しく書いてくださいませ。>会員の皆さん
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『ずっと喪』ほか

 超快晴。
ずっと喪.jpg 本を買いたいぞ。――と自転車に飛び乗り、行きつけの書店に行ってきました。
◎洛田二十日『ずっと喪』キノブックス(18)
 第2回ショートショート大賞・受賞者の作品集。書名を見た途端、「ずっ友」という言葉が浮かびましたが、何か関係があるのかしらん。――読めばいいのに、すぐには読もうとしない私(笑)。
 新刊購入はこれだけ。
 ああ、古本買いたい。[コピーライト]北原尚彦
 ご無沙汰している古書店2軒を覗きつつ、帰宅しました。
◎「ビックリハウス」130号(1985年11月号/終刊号)
 エンピツ賞についても、もちろん触れられています。
◎米沢嘉博・監修「別冊太陽 子どもの昭和史 手塚治虫マンガ大全」平凡社(97)
 初出時の表紙や扉、掲載誌面ほか、オールカラーで復刻。眺めているだけでも楽しいです。
ビックリハウス終刊号.jpg 手塚治虫マンガ大全.jpg
 本が届いた(→この記事)。新刊を買った。古本も買った。今日はめちゃんこいい日だ。[コピーライト]北原にゃお彦
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『日本SF傑作選⑥半村良』

日本SF傑作選6.jpg 日下三蔵編『日本SF傑作選⑥半村良 わがふるさとは黄泉の国/戦国自衛隊』ハヤカワ文庫JA(18)を編者より送っていただきました。ありがとうございます。
 目次を眺めた途端――うほほほほほほほっ!
 これはもう、傑作揃いなんてもんじゃありませんぜ。これまでの5冊も、もちろん傑作揃いだったわけですが、この半村良の巻は選者の方針と私の好みが最も一致した1冊と言えます。これに『石の血脈』も収録されていたら完璧でありますな。←むちゃ言ってる(笑)。
 ともあれ。
 これにて「日本SF傑作選」第1期の全6巻が完結。第2期に期待したいと思います。
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