SSブログ

書棚の整理(続々々)

 今月中に終える予定でしたが、終わりませんでした。まあ、大まかな移動は終わって、あとは細かい整理を残すのみ。完全に終わらなかったのは残念ですが、ここまで片づけられれば、あとは日々の生活のなかで徐々に整理していけばいいでしょう。
 以下、日本人作家(男性)のコーナー。
日本人作家(男性).JPG
 以下、日本人作家(女性)のコーナー。
日本人作家(女性).JPG
 本を探すのが格段に楽になりました(嬉)。
コメント(2) 

『銀の船と青い海』

 こんなの読んでおります。
◎萩尾望都『月夜のバイオリン 萩尾望都童話の世界』オリオン出版(76)
 童話17編を収録。新書館での再刊(81)もあるようですが、現物未確認。
◎萩尾望都『銀の船と青い海』河出書房新社(10)
 28編収録。上記の再編集版と言ってもいいでしょう。
月夜のバイオリン.jpg 銀の船と青い海.jpg
 萩尾望都の小説を読むのは『音楽の在りて』以来です。
コメント(0) 

書棚の整理(続々)

 ソフトカバーの整理をしています。とりあえず書棚に並べ、すべての背が見えるようになりました(嬉)。ちゃんと整理するのはこれからです。何冊か、ショートショートとは無関係の本もありますが、これは私のミス。整理する際に移動させます。
ソフトカバー01.JPG
ソフトカバー02.JPG
ソフトカバー03.JPG
 自費出版と思われる本を1箇所にまとめました。上の写真、2段目です。橋本喬木さんの本も並んでおりますよ。
橋本喬木.JPG
 ようやく先が見えてきました。
 もうちょっと、頑張ります。
コメント(1) 

『12歳の文学』

 今日の「中日新聞」朝刊――豊崎由美の「週刊 読書かいわい」に米澤穂信編『世界堂書店』(文春文庫)が採り上げられていました。
 ああ、そうだったそうだった。この本、買うんだった。
 ということで新刊書店へひとっ走り。購入しました。
 帰宅途中、ブックオフに寄り――
◎岡崎二郎『まるまる動物記①』アフタヌーンKC(12)
 全2巻。すでに完結しているようです。
世界堂書店.jpg まるまる動物記1.jpg
◎『12歳の文学 第四集』小学館(10)
◎『12歳の文学 第五集』小学館(11)
◎『12歳の文学 第六集』小学館(12)
12歳の文学4.jpg 12歳の文学5.jpg 12歳の文学6.jpg
 小学生を対象にした文学賞の入選作品集です。第1回と第2回は「小説部門」(原稿用紙5枚以上)だけでしたが、第3回からは「はがき小説部門」(はがき1枚に手書き)も始まりました。「小説部門」はショートショートも可ですし、「はがき小説部門」はすなわちハガジンです。私のチェック対象になるのは当然でしょう。
 第一集から第三集は購入済み。すでに第八集まで発行されているようです。
 しかしこの作品集、サイズがころころ変わるので、収納に悩みます。以下、第一集および6冊の背。
12歳の文学1.jpg 背.jpg
 そして、第二集、第三集です。
12歳の文学2.jpg 12歳の文学3.jpg

【追記】
 12歳の文学賞・公式サイトを見ました。「はがき小説部門」の過去の入選作を読むこともできます。
 募集要項のなかに――
>※基本的に本名で応募してください。どうしてもペンネームを使いたい場合は、一般的な名前と思われるペンネームを使ってください。(「黒騎士」「にょん太」などはペンネームとして認められません)。また、ペンネームで応募する場合も、必ず本名をしっかり明記してください。
 とあります。大賛成――というか、当たり前のことだと思うんですけどねえ。この記事もどうぞご参照を。
コメント(0) 

書棚の整理(続)

 相変わらず書棚の整理をしています(この記事参照)。先週は1日に数時間を注ぎ込んでいたのですが、完全に飽きてしまったのか、ここ数日は1日に数十分。ぜ~んぜん進みません。
 経過報告ということで、本日はアンソロジーや短編集の叢書を中心に並べた棚のうち、比較的整理ができているあたりをアップしましょう。
単行本01.JPG
単行本02.JPG
単行本03.JPG
 写真では片づいているように見えますが、実は、手前に平積みされた本をどかして撮影しているんです。この平積みをなんとかしたいんですよねえ。個人短編集とアンソロジーは別の棚に収納したいし……。
 ぼちぼちと頑張ります。
コメント(0) 

映画『ゴジラ対ヘドラ』

 書棚の整理、いまだ終わりません。いいかげん飽きてきましたが、もう少し頑張りたいと思います。
 さて――

 映画『ゴジラ対ヘドラ』を観ました。
 先日、テレビで『NHKアーカイブス~ゴジラからのメッセージ~』を観たら、この映画にも触れられていたのです。この映画はむか~しに観て、ストーリーは忘れちゃっているものの、かなり面白かった記憶が残っています。懐かしくなり、無性に観たくなった次第です。
 映画冒頭、いきなりこんな歌が流れます。

 いやはや、すごいなあ。
 調べてみますと、この映画は1971年の夏に公開。私は中学2年生ですが、劇場で観た記憶はなく、たぶん数年後、テレビで放映された際に観たものと思います。いずれにしても、40年ぶりくらいの再鑑賞ですね。前に観たときとはツボが違っているような気もしますが、思い切り楽しませてもらいました。
 観てないゴジラ映画、たくさんあります。この機会に、いくつか観てみようかな。

【追記】5月26日
「ヘドラをやっつけろ」です。(コメント欄参照)


【追記2】
「かえせ!太陽を」は急に曲調が変わります。以下を思い出しました(笑)。

コメント(6) 

書棚の整理

 記事の更新が滞っていて、申しわけありません。今週はずっと書棚の整理をしているのです。これまで何度も整理をしようと思いつつも、少し片づけては飽きて中断、そのまま放置の繰り返しでしたが、そんな付け焼き刃的な、一時しのぎの作業ではどうしようもない状態になっているのを痛感し、本格的な夏が来る前にとことん整理しようと決意した次第。
 本を読む時間、映画を観る時間、ブックオフを散歩する時間(笑)、すべてを本の整理に注ぎ込んでおります。その甲斐あって、文庫と新書は整理終了。現在はハードカバーの棚を整理しています。前回の整理(2012年6月)の際、少しだけハードカバー棚の写真を掲載しました。
 2012年6月14日の記事に――
> ここに収納してあるのはSFやミステリ作家以外の著作(の一部)です。SF、ミステリ作家の著作は数が多いので別の棚にまとめてあります。そちらはまだ手前に平積み状態で、前の本をどけないと、書名が見えないです(悲)。
 そのまま2年間も放置していたのですから、呆れるしかありません。さすがに今回は整理しましたので、一部をご覧に入れましょう。ほとんどはショートショート集ですが、短編集も少し混じっています。
日本人01.JPG
日本人02.JPG
 う~~ん、すっきり(嬉)。
 ハードカバーで未整理なのはアンソロジーの棚だけです。これも整理しないといけないのですが、容量の2倍近くが詰め込まれており、さてさて、いったいどのように……。それにソフトカバーもなんとかしなくちゃ。まだ手つかずなんですよね。あ。児童書のハードカバーを忘れていました。これも整理しておかないと。近ぢか読み返す必要が生じそうなのです。
 いちおう、今月中には片をつけたいのですが……。
コメント(2) 

「小説奇想天外」クイズ

 石原藤夫さんの掲示板では毎週土曜日、SFクイズが出題されます。これがまあ、とんでもなくマニアックでして、手も足も出ません。
 本日は7問目と8問目が出題されました。7問目は珍しく、超簡単。
>▼SFクイズ07
> <1979年8月に創刊された「SF宝石」の創刊号は写真のどちらか。>
 画像を見た瞬間に答えがわかりますが、いやいや、そんなことはどうでもいいのです。ともあれ、当該ページをご覧ください。
「SF宝石」創刊号のテスト版! ですよ(驚)。そんなものがあったんですねえ。知りませんでした。
 ということで、私も真似して(笑)。
 下の画像は「小説奇想天外」第9号(1989号6月)です。ぱっと見てわかるのは色の違いですが、ほかにも細かい箇所に相違があります(下の画像。表紙の左下を拡大したものです)。
 さて、どちらが本物でしょう。そして、偽物の由来は?
小説奇想天外.jpg
ズームアップ.jpg
 答えは適当に、この記事のコメント欄に書きます。

【追記】5月19日
 石原さんのSFクイズ、これまでの出題をまとめておきます。(画像は略)
▽SFクイズ01
 新田次郎『この子の父は宇宙線』に収録されている4作品(『この子の父は宇宙線』『反地球の人』『宇宙人』『夢号の墓場』)の初出を述べよ。
▽SFクイズ02
「科学画報」昭和31年6月号が第何巻第何号なのかを示し、その数字がつけられた理由を説明せよ。
▽SFクイズ03
『ソレマンの空間艇』の作者と初出について記せ。
▽SFクイズ04
「科学画報」の大正12年4月号(創刊号)から昭和36年6月号(終刊号)までに 掲載された小説の篇数はほぼいくつか。ただし連載は一回を一篇とする。
▽SFクイズ05
 日本のSF画家で、アメリカのSF大会のプログラムブックの表紙絵を描いた最初の人は誰でしょう。
▽SFクイズ06
 香山滋の作品『有翼人』『 有翼人を尋ねて』『死峡の有翼人』の違いを説明せよ。
▽SFクイズ07
 1979年8月に創刊された「SF宝石」の創刊号は写真のどちらか。
▽SFクイズ08
 写真にあるポスターはアメージング誌の何年何月号からとられた画像か。
小説奇想天外.jpg
【追記2】5月21日
 うちにある「小説奇想天外」です。コメント欄にも書いたように第9号が欠けています。(上の画像は石原藤夫さんの資料DVDに収録されていたもの)
 余談ながら、1、2、4、7号はダブっています。何してるんだか(苦笑)。
コメント(6) 

黒田硫黄

 新刊書店に行きました。
◎阿刀田高編『ショートショートの花束6』講談社文庫(14)
◎労馬『海のむこうの狂想曲 らおまぁショートショートコレクション』発行:城西国際大学出版会/発売:澪標(14)
◎牧眞司編『柴野拓美SF評論集 理性と自走性――黎明より』東京創元社(14)
ショートショートの花束6.jpg 海のむこうの狂想曲.jpg 柴野拓美SF評論集.jpg
 さて、「黒田硫黄」です。
 先日、panpanyaの『足摺り水族館』と『蟹に誘われて』を買いました。前者は買った日に読了。今朝、後者を読み始めたところ――おお、『足摺り水族館』より面白いぞ(嬉)。
 で、気になったのは、このマンガ家の本を買うきっかけとなった辻真先の新聞コラムに挙げられていた名前です。つげ義春・星新一・諸星大二郎・黒田硫黄・九井諒子。(この記事参照)
 つげ義春、星新一、諸星大二郎、九井諒子はよく知っていますし、好きですが、黒田硫黄って? 知らんなあ。読んだことないなあ。気になるなあ。
 となれば、私の取るべき行動は決まっています。近所のブックオフをハシゴ(笑)。2軒のブックオフを回り、目についた本をすべて買ってきました。
◎黒田硫黄『大王』CUE COMICS(99)
◎黒田硫黄『黒船』CUE COMICS(01)
 以上2冊は短編集。この2冊が最重要ターゲットでした。
大王.jpg 黒船.jpg
◎黒田硫黄『セクシーボイスアンドロボ♯1』BIG COMICS IKKI(02)
◎黒田硫黄『セクシーボイスアンドロボ♯2』BIG COMICS IKKI(03)
 全2巻らしいです。
◎黒田硫黄『あたらしい朝1』アフタヌーンKC(08)
 残念ながら見かけたのは第1巻だけでした。全2巻らしいです。
 黒田硫黄はここまで。
セクシーボイスアンドロボ.jpg 新しい朝1.jpg
◎原作・筒井康隆/漫画・山崎紗也夏『七瀬ふたたび―超能力者たち―』KPC(10)
 全2巻の1冊目。2冊目の『七瀬ふたたび―復讐の森―』KPC(10)は以前に購入&読了。『七瀬ふたたび』の場合、途中から読んでも問題なく、実際、楽しく読んだのですが、なんとなく落ち着きませんでした。ようやく最初から読めます(嬉)。
七瀬ふたたび.jpg
 活字本も少し買いましたが、省略。
コメント(0) 

訃報:鈴木則文さん

 映画監督・鈴木則文さんが亡くなられたとのこと。享年80。
 私がこの名を意識し始めたのは6~7年前です(この記事参照)。思い切りハマって、次から次へと観ました。
 ウィキペディア「鈴木則文」の項には監督作品として55本が挙げられています。私が観たのは20本あまりですが、そのほとんどはこの数年に観たものです。
 もっと早くに知っていればなあ。――心の底から思っています。
 楽しい映画をありがとうございました。安らかにお眠りください。

 H・R・ギーガーに続いて、今夜も映画で追悼することになるでしょう。さて、何をチョイスしようかなあ。
コメント(2) 

映画『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』


 映画『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』を観ました。2012年のアメリカ映画で、監督はロジャー・コーマン! いやあ、こんなの好きですねえ。ただ単純に楽しかったです。
 ロジャー・コーマン監督の作品といえば『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』(1996年)を思い出します。これまた女性が巨大化するストーリーです(この記事参照)。
『~チアリーダー』は言ってしまえば『~ジャイアントウーマン』のリメイク? 換骨奪胎? あるいはセルフ・パロディか。同じような映画を2本も撮らなくてもいいと思いますが(苦笑)、ロジャー・コーマン、こういう映画が好きなんでしょうね。
 んで、そういうロジャー・コーマンが、私は好きです。
 ちなみに、『~ジャイアントウーマン』では巨大ねずみ、『~チアリーダー』では巨大ぐもが登場します。

【追記】5月18日
 観たくてたまらなかった『縮みゆく女(The Incredible Shrinking Woman)』のフルムービーがYouTubeに!(この記事参照)
 なに言ってるかわからないけれど、だいたいのストーリーはわかります。なるほどなるほど、そういう展開ですか。うひゃ、人間縮小計画! ゴリラ、大活躍! そして、驚きのエンディング!
 面白かったです。字幕版、発売されないかな。
コメント(0) 

『足摺り水族館』

 panpanya『足摺り水族館』1月と7月(13)を読みました。
 昨日の「中日新聞」朝刊に掲載の辻真先「週刊読書かいわい」で紹介されていたマンガです。
>ちなみにネットで拾った感想では、つげ義春・星新一・諸星大二郎・黒田硫黄・久井諒子等々のクリエーターを、みなさんが連想しておいでだ。(高井註:「久井」は「九井」の誤植でしょう)
 とあり、これは読まなければ! 素早くネット注文。早くも本日、届いた次第です。
 へえ。フシギな作風だなあ。新聞に挙げられていた名前でいえば、つげ義春に近いかな。
 とても魅力的かつ私好みの作品世界で、面白く読んだのですが、全体のトーンがあまりにも似通っているのが残念。後半、いささか飽きてしまったのですよ。一気に読まないほうがより楽しめたかもしれないな、と思います。
足摺り水族館.jpg 蟹に誘われて.jpg 背.jpg
 同時に、同じ作者の『蟹に誘われて』白泉社(14)も注文しました。なぜか別便でしたが、こちらも届いております。2~3日おいてから読むつもりです。
 しかしこの本、背だけを見ると、まるで……(笑)。
コメント(0) 

『天才バカボン』

『天才バカボン』が好きです。ブックオフなどで見かけて、気が向くと買います。で、読みます。
 現在、ちょっと前に買った『天才バカボン 41才の春だから』集英社ジャンプリミックス(09)を読んでいる最中です。41編収録!
『天才バカボン』って、まとめて読んだこと(全巻一気読み、とか)はないのですが、いろんなバージョンで読んでいて、少なくとも全エピソードの半分以上は読んでいるのではないかと思います。この本も、3分の2くらい読んだ段階ですが、けっこう覚えているエピソードがあります。
 アニメも観たいなあ~なんて思っていたところ、本日、ふと立ち寄った近所の書店、アウトレットコーナーで――
◎『天才バカボン DVD BOX』宝島社*1971年~1972年放送から16編。
◎『元祖天才バカボン DVD BOX』宝島社*1975年~1977年放送から16編。
 おお、グッド・タイミング! 懐かしや~。
 思わず2冊とも買ってしまいました。少しずつ観ようと思っています。
天才バカボン.jpg 天才バカボン(DVD).jpg 元祖天才バカボン.jpg
コメント(1) 

訃報:H・R・ギーガー

 H・R・ギーガー、階段から転落死! ――いやあ、びっくりしました。享年74。
 ギーガーといえば、まずは『エイリアン』! これは封切り前、配給会社の試写室で観まして、超特大の衝撃を受けました。試写室は狭く、まるで自分がノストロモ号の船内にいるような……。
 続いては『スピーシーズ 種の起源』! これは何気なくテレビ放映されているのを観ていて、その面白さに驚愕。最初からちゃんと観たくて、翌日にレンタルビデオショップに走ったのでした。
 その後どちらも、何度も観ています。今夜、追悼には――
 やはり『エイリアン』ですね。これから観ます。
エイリアン.jpg スピーシーズ.jpg
 すさまじい衝撃をありがとうございました。
 合掌。
コメント(0) 

『架空都市ドノゴトンカ』など

 北原尚彦さんに代理購入をお願いしておいた本が届きました。
◎城左門『架空都市ドノゴトンカ』盛林堂ミステリアス文庫(14)
 言うまでもないと思いますが、城左門=城昌幸です。をををををっ!
◎セアラ・ウィルキンソン『亡霊』英国ゴシック文庫(14)
◎ピーター・ワッツ『神は全てをお見通しである』ハルコン・SF・シリーズ(14)
架空都市ドノゴトンガ.jpg 亡霊.jpg 神は全てをお見通しである.jpg
◎島久平『日曜は待てない』復刻叢書(14)
◎島久平『もしもし探偵』復刻叢書(14)
 復刻叢書もこれで12冊。素晴らしい活動ですね。頭が下がります。なお、『もしもし探偵』はコント集です。
日曜は待てない.jpg もしもし探偵.jpg
◎田中圭一『宇宙戦艦ヤマト2199 薄い本~帰路編~』はぁとふる売国奴(13)
 前巻『宇宙戦艦ヤマト2199 薄い本』はぁとふる売国奴(13)も並べておきましょう(右側)。
薄い本~帰路編~.jpg 薄い本.jpg
 北原さん、ありがとうございました。
背.jpg
コメント(2) 

「宇宙気流」87号

「宇宙気流」87号(2014年5月発行)を楽しく読んでいます。とんでもなく長い空白期間を経て復活したファンジンの最新号です。(この記事参照)
 残念ながら私は、復活を遂げる前の「宇宙気流」に参加できませんでした。まあ、それも道理。私が「SF」というものを知ったのは1970年です。ほんと、それまでは「SF」という言葉すら知らなかったのです。「宇宙気流」は1962年に創刊、1973年に83号にて休刊。私がSFファンダムの存在を知ったころ、「宇宙気流」は長い休眠にはいったわけで……。
宇宙気流.jpg あと5年くらい早く生まれていたら、あるいはもうちょっと早くSFに目覚めていたら、私も「宇宙気流」の会員になっていたかもしれません。そして、もし会員だったなら、もっと楽しく、この復活した「宇宙気流」を読めるんでしょうね。
 本号には「宇宙気流」の歴史をまとめる連載「宇宙気流年表」の第2回(1964-1965)が掲載されています。当時の会員名簿もあり、それを眺めると、その豪華な顔ぶれに驚愕します。第一世代のSF作家、勢揃い!
 ファンジン、いいなあ。楽しいなあ。こういうのを見ていると、私も作りたくなる。――って、作っておりますな(笑)。
コメント(0) 

ネオ・ベム・SF・シリーズ

 先日、北原尚彦さんから「ハルコン・SF・シリーズの新刊を入手したよ~ん」と連絡を受けました。ご存じ、ハヤカワSFシリーズを模したファンジンです。(この記事参照)
 とにかくよくできていて、感心するばかり……だったのは昨年の私。いまは……。
パイロット版.jpg 作ってみようかしらん(笑)。
 ちょっと考えて、『SF雑誌99の謎』をチョイス。作業を開始したのはいいのですが。
 ぎええええ! 面倒臭い!!!!!!
 その手間のかかり方ときたら、文庫本(平綴じ、カバー・帯付き)の比ではありません。試作版を作っただけで断念しました。
 しかし……。試作版とはいえ、それだけ手間をかけたのですから、なかなかの出来です。せっかくなので、記事に書いておこうかな、と思った次第。
 そんなわけで、幻の「ネオ・ベム・SF・シリーズ」ご紹介でした。(背の画像、左の4冊は、ハルコン・SF・シリーズです)

 裏話をしますと、これに限らず、試作版はちょこちょこ作っているのですよ。『SF雑誌99の謎』にしても、何種類も。
 左から――
◎最初の文庫版を発行する前に作った試作版。カバーはいちおうカラーにしましたが、本文はモノクロ。帯を外すと、どでかく「サンプル」と。
◎文庫サイズ・中綴じ冊子。試しに作ってみたのですが、かなり字が小さくなってしまい、不採用。奥付に「文庫サイズ・試作版」と。
◎普及版を試行錯誤していたときのサンプル。結局、これを微修正して軽装版となりました。表紙に「試作版」と。
 ちなみに、今回の試作版は奥付に「パイロット版」と書いてあります。
パイロット版1.jpg パイロット版2.jpg パイロット版3.jpg
 それにしても『SF雑誌99の謎』は文庫版、軽装版、特装版(この記事参照)があって、さらに試作版がこんなに……。
メモ帳.jpg ファンジンのギネス記録かもしれません(笑)。

【追記】5月12日
 ふと思いつき、こんな表紙のものを作ってみました。手間軽減のため、中身は白紙(つまりメモ帳というかノート)にしたのですが、それでも充分に面倒臭かったです(苦笑)。
コメント(6) 

フレーベル館の『はなとひみつ』

 ようやく、星新一『はなとひみつ』フレーベル館・キンダーおはなしえほん傑作選(1979年刊)を入手しました。和田誠とタッグを組んだ絵本です。(詳細はこの記事参照)
 フレーベル館の『はなとひみつ』、これで全バージョン(5冊)が揃いました。まとめておきます。
◎キンダーおはなしえほん/1978年3月1日発行
◎キンダーおはなしえほん傑作選/1979年10月発行※今回入手したのはこの本です。
◎キンダー名作選/1989年3月1日発行
◎おはなしえほんベストセレクション/2001年1月1日発行
◎おはなしえほんシリーズ/2009年4月発行
おはなしえほん.jpg おはなしえほん傑作選.jpg キンダー名作選.jpg
ベストセレクション.jpg おはなしえほんシリーズ.jpg
 内容は……どれもほぼ同じです。
コメント(0) 

『憂国のラスプーチン』ほか

 近所のブックオフを散歩してきました。
◎香月日輪『黒沼 香月日輪のこわい話』新潮文庫(12)
 短編集『このさき危険区域 学園ミステリアス・ストーリーズ』ポプラ社(99)に短編2編、ショートショート9編を増補。知らない本でしたので、嬉しいです。
◎小松左京『エスパイ』ハヤカワ文庫SF(71)
 何気なく手に取ってみたら、見覚えのない表紙。映画のスチールが使われているんですね。この記事にも書きましたけれど、私は『エスパイ』が大好き。買っちゃうことにしました。購入したのは1975年1月発行の9刷。初刷の表紙は前の記事にアップしてあります。
◎監修・篠崎晃一、絵・みちのく『え? これって方言なの!? マンガで気づく日本人でも知らない日本語』主婦の友社(13)
 こんなの好きですねえ。
黒沼.jpg エスパイ.jpg マンガで気づく~.jpg
◎原作・佐藤優、作画・伊藤潤二、脚本・長崎尚志『憂国のラスプーチン4』BIG COMICS(12)
◎原作・佐藤優、作画・伊藤潤二、脚本・長崎尚志『憂国のラスプーチン5』BIG COMICS(12)
◎原作・佐藤優、作画・伊藤潤二、脚本・長崎尚志『憂国のラスプーチン6』BIG COMICS(13)
憂国のラスプーチン.jpg
 今年2月16日に1巻と2巻を買いました。読んでみたら面白く、引き続いて同月23日に第3巻を購入&即読了。で、本日、残りの3冊(最終巻まで!)を一気に購入できました。
 実は最近、石ノ森章太郎の未読作品を読んでいまして、ちょっと前に『番長惑星(全2巻)』秋田文庫(11)を読み終え、現在は『イナズマン(全2巻)』秋田文庫(08)を読んでいます。どちらも想像以上に面白く、大満足。特に『イナズマン』ですね。エスパー対決ものだったとは……。もろに私好みです(嬉)。
 なるべく早く読み終え、『憂国のラスプーチン』に取りかかりましょう。
番長惑星.jpg イナズマン.jpg
コメント(1) 

星新一(手書きの會)

 半年ほど前、名古屋で行なわれた星新一サイン会(1980年5月25日開催)のことを書きました(→この記事)。あのときは星さんがまともに写っている写真はありませんでしたが、ちょっと前に「ちゃんとした写真発掘」の報があり、昨日、その写真を借りてきました。
 1枚だけ、ここにアップします。(両隣の女性の顔にはモザイクをかけました。最近、簡単にモザイクをかけられることを知り、やってみたかったのです(笑))
写真.jpg 星CONⅢ非公式記録.jpg
 このサイン会の模様については『星CONⅢ非公式記録』エヌ氏の会(80)の高橋正恵「想い出の星コン、そのほか」に詳細に書かれています。サイン会は星コン3(浜松)に引き続いて行なわれたのです。
 星コンには私も参加しました。1980年か~。34年前か~。私、22歳か~。――遠い目になる(笑)。
 下の画像はサイン会「星新一(手書きの會)」告知チラシです。
チラシ.jpg
 すっかり忘れていましたが、このサイン会には私も裏で協力していたらしいです。開催した書店の店長に「挨拶に行くとき、高井くんが星さんの家に案内してくれたじゃないか」と言われ、「え、そうだっけ?」。
 ダメダメですね(苦笑)。
コメント(0) 

『未知の女』ほか

 名古屋古書会館にて本日より即売会がスタート。久しぶりに行ってみました。
 朝っぱらから出かけ、開場と同時に突入。
◎鈴木信太郎譯『未知の女 近代フランスファンタスチック物語』酣燈社(47)
 フランス短編アンソロジー。わーい。古本っぽい古本だ~い(嬉)。
◎エイモス・チュツオーラ『薬草まじない』晶文社(83)
 チュツオーラって『やし酒のみ』しか読んだことありません。面白かった記憶があり、これも読んでみようかな、と。
◎「SFマガジン」1990年10月号(創刊400号記念特大号)
 私が「SFマガジン」を買っていたのは300号までです。それ以降は、書店で目につくと手に取ることもあるし、特集が気に入ったら買うこともあるし……。この400号記念特大号は知りませんでした。
 ぶ厚さに驚愕! なかを見て――うへえ、創刊号がそのまんま(全ページではありませんが)復刻されてる!
 100円ということもあり(笑)、迷わず買いました。
未知の女.jpg 薬草まじない.jpg SFマガジン.jpg
 その後、新刊書店へ。
◎桂千穂『カルトムービー 本当に面白い 日本映画1981→2013』メディアックス(14)
 昨年末に買った『カルトムービー 本当に面白い 日本映画1945→1980』の姉妹編。採り上げられている147本のうち、私が観たことのあるのは20本くらい。うち3本は筒井康隆原作です。
 帰途、古本屋に寄り――
◎「ナイトランド」創刊号(12)
◎「ナイトランド」第2号(12)
 実は「ナイトランド」って、1冊(第6号)しか読んだことがありません。買ったわけではなく、ある方にいただいたもの。もうちょっと読んでみようかな、と。
カルトムービー日本映画.jpg ナイトランド.jpg
 んで、正午過ぎには帰宅。早っ!(笑)
コメント(0) 

『石原藤夫全集』

 石原藤夫さんから私家版の作品集をいただきました。
『石原藤夫全集 小説篇01』SF資料研究会(97)
 収録されているのは「ハイウェイ惑星」と「安定惑星」です。いやあ、懐かしいですねえ。作品自体は文庫本などでも読めますが、この本には作者が各編に解説を書いていて、貴重な資料となります。
 文庫サイズで、背が黒。――お! 私が最近作った文庫と同じではないですか。並べてみました(笑)。
論文篇01.jpg  小説篇01.jpg 背.jpg
『石原藤夫全集 論文篇01』SF資料研究会(97)
『石原藤夫全集 論文篇02』SF資料研究会(97)
『石原藤夫全集 論文篇03』SF資料研究会(97)
『石原藤夫全集 論文篇04』SF資料研究会(97)
 以上4冊は、電気通信学会、電子通信学会、電子情報通信学会の会誌に掲載された論文などを収録したものです。これも貴重な資料なのでしょうが、残念ながら私には「猫に小判」でして……(苦笑)。石原さんには申しわけない限りです。4冊とも装幀は同じなので、書影は「01」のみを掲載します。

 石原さん、ありがとうございました。
コメント(0)