演劇『半神』(2014年)を観ました。原作は萩尾望都の短編マンガ「半神」です。野田秀樹が夢の遊民社時代に脚本・演出をした『半神』を韓国人キャストが演じたものとのこと。
わずか16ページのマンガを、どのようにして2時間近い舞台に?
あー、なるほど。メタ演劇の要素を取り入れ、お遊びエピソードを挿入、ですか。このエピソードが好みに合えば楽しめるでしょうけれど、私には水増しとしか思えませんでした。
トータルとしては面白かっただけに、水増し部分が残念です。
全く無駄のない、研ぎ澄まされた原作。その素晴らしさを再確認したのでした。
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