『SF評論入門』
荒巻義雄・巽孝之編『SF評論入門』小鳥遊書房(24)を宮野由梨香さんが送ってくださいました。ありがとうございます。
宮野さんは「光瀬龍『百億の昼、千億の夜』の彼方へ」を寄稿。光瀬さんとの交流もどっさり綴られていて、これが羨ましいのなんの。好きな作家とこういう関係になれたら最高ですよね。いや、作家にとっても特別な読者が存在するのは幸せなことで、光瀬さんにとっての宮野さんはまさにそれだったのでしょう。ほんと、いい関係と思います。
巽孝之「序説」では1960年代、70年代の日本SF界の状況が(評論を中心に)簡単にまとめられていて、この時代の日本SFが大好きな私としてはとても楽しいです。
さらに、巻末近くの荒巻義雄「六〇年代からの証言――あとがきに代えて Ⅰ部 日本SFの成立」! 元々社「最新科学小説全集」に始まって、「宇宙塵」「NULL」「パラノイア」「宇宙気流」「サイレントスター」「ミュータンツ」「てんたくるず」「コアセルベート」「CORE」といったファンジンが挙げられ、「SFマガジン」の「覆面座談会」……。いやもう、楽しい楽しい。
じっくり、じっくりと楽しませていただきます。
宮野さんは「光瀬龍『百億の昼、千億の夜』の彼方へ」を寄稿。光瀬さんとの交流もどっさり綴られていて、これが羨ましいのなんの。好きな作家とこういう関係になれたら最高ですよね。いや、作家にとっても特別な読者が存在するのは幸せなことで、光瀬さんにとっての宮野さんはまさにそれだったのでしょう。ほんと、いい関係と思います。
巽孝之「序説」では1960年代、70年代の日本SF界の状況が(評論を中心に)簡単にまとめられていて、この時代の日本SFが大好きな私としてはとても楽しいです。
さらに、巻末近くの荒巻義雄「六〇年代からの証言――あとがきに代えて Ⅰ部 日本SFの成立」! 元々社「最新科学小説全集」に始まって、「宇宙塵」「NULL」「パラノイア」「宇宙気流」「サイレントスター」「ミュータンツ」「てんたくるず」「コアセルベート」「CORE」といったファンジンが挙げられ、「SFマガジン」の「覆面座談会」……。いやもう、楽しい楽しい。
じっくり、じっくりと楽しませていただきます。
2024-08-30 17:44
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