SSブログ

『現代SF小説ガイドブック』

 本日より名古屋古書会館の即売会がスタート。自転車に飛び乗り、新刊書店、即売会、そのへんの古本屋を回ってきました。
 まずは新刊書店にて――
◎池澤春菜監修『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』Pヴァイン(23)
 昨今のSF界、SF作家、SF作品にはとんと疎い私。ちょっと勉強しようかなと買いました。
現代SF小説ガイドブック.jpg
 古本も買いました。またぼちぼちと紹介して参ります。
 いやあ、それにしても暖かかったです。まさに、ぽっかぽか。このまま春になってくれると嬉しいのですが……。

【追記】
『現代SF小説ガイドブック』をぱらぱらと眺めています。
 星新一の項(120ページ)で――
>代表作は『きまぐれロボット』(角川文庫)『マイ国家 ショート・ショート』(新潮文庫)『ボッコちゃん』(新潮文庫)など他多数。
 なんだかしっくりしない並びですね。で、『マイ国家 ショート・ショート』とは? なぜこの本だけ「ショート・ショート」?
 また、
>現在ではショート・ショートはフラッシュ・フィクションと呼び名を変えて注目されている。
 とも書かれています。え? そうなんですか。私、知りませんでした。

【追記2】
『マイ国家 ショート・ショート』(新潮文庫)ですが、もしかしたら新潮小説文庫版(1968年)と混同しているのではないかと思いました。新潮小説文庫版のカバーには「マイ国家」と書かれているだけですが、扉や奥付には「ショート・ショート マイ国家」と書かれています。いまどき使われることは少ない「ショート・ショート」(ナカグロ付き)を使っている理由も、それならば納得できます。
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

 友人に、ウィキペディアの記載をそのまま引用しているのでは、とご教示いただきました。で、ウィキペディアをチェックしますと、
>『マイ国家 ショート・ショート』新潮社・新潮小説文庫(1968年 のち新潮文庫
 あ、なるほど、確かに。
 ダメですよ、ウィキペディアは参考程度にしておかないと。
by 高井 信 (2023-03-11 07:14) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。