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映画『透視人間』

 DVDボックス『ホラー・ミステリー文学映画コレクション 怪奇と幻惑の世界』を買ったのは今年5月18日です。そのまま放置していましたが、ようやく1枚目――『透視人間』(1935年)を観ました。
透視人間.jpg
 透視能力を扱ったクラシックSF映画というと、『X線の目を持つ男』(1963年)を思い出します。大好きな映画で、そんな感じの作品かなと期待していましたが……。
 ん? これ、透視ではなく、未来予知ですね。いや、確かに最初に発現した能力は透視でしたが、いつの間にか未来予知に……。よくわかりません。
 列車の事故を予知して下車するように呼びかけるも信じてもらえず、自分たちだけ下車したり、能力を発揮するためには特定の人が近くにいることが必要だったり……。当然のことながら『七瀬ふたたび』を思い起こしました。
 傑作とは言いませんけれど、楽しかったです。
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