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『冷蔵庫との対話』ほか

 図書館に行ってきました。
◎笹沢左保『夜の声』徳間文庫(86)
 全11編収録。初刊本(平和新書/63)の「「あとがき」にかえて」には――
>五十枚まで行かない、いわば掌篇小説
 とあり、さらには、
>この本は、掌篇推理小説ばかりを集めたものだ。
 と書かれています。これを読んだとき、目を疑いましたよ、ほんと。だって、どう見ても短編集ですから。
 ふとしたきっかけで、再刊本ではどうなっているんだろうと気になり、買うほどでもないので、図書館で借りることにした次第です。
 徳間文庫版では「「あとがき」にかえて」は新保博久「解説――“異色”の愉しみ」に差し替えられていました。冒頭、笹沢左保の掌篇小説の定義についても触れられていて、この解説では、50枚以下は掌篇小説という前提で話が進んでいます。いやもう、なんと申しましょうか。
◎アクセル・ハッケ『冷蔵庫との対話 アクセル・ハッケ傑作集』三修社(04)
 ちょっと前、古本屋で目にしました。小説なのかコラムなのか、にわかには判断できず、とりあえず読んで確認しようと思いました。
夜の声(徳間文庫).jpg 夜の声.jpg 冷蔵庫との対話.jpg
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

 先ほど、書棚の整理をしていて笹沢左保『夜の声』徳間文庫(86)を発見。絶句しました。買ったこと、完全に忘れていました。
by 高井 信 (2022-08-18 15:07) 

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