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『セヘルが見なかった夜明け』

◎セラハッティン・デミルタシュ『セヘルが見なかった夜明け』早川書房(20)
 帯に大きく「夕方、三人の男が森で盗んだ、セヘルの夢を」とあり、さらに「職場の同僚に恋をした。たったそれだけのことが引き起こす悲劇。トルコ人政治家が獄中から描く、中東の闇と光。珠玉の12篇」とも。
 へえ。面白そう。収録作品数は12編と少ないですが、この本は全144ページ。うち小説部分は130ページもなく、各編は短いです。7編が10ページ以下。
セヘルが見なかった夜明け.jpg
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