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『豊田有恒放談「日本アニメ誕生」を語り継ぐ』

 そんなわけで、『豊田有恒放談「日本アニメ誕生」を語り継ぐ』を聴講してきました。
 講演前、控え室にて豊田さんと1時間くらい話をする――というか、豊田さんのお話を伺うことができ、大ハッピー。豊田さんと知り合って45年ほどになりますが、こんなに長い時間ふたりきりで話をするのって、もしかしたら初めてかもしれません。
 続いて講演では、SFアニメ創世記の裏話をどっさりと伺いました。こちらもまた楽しくて、大ハッピー。
 満ち足りた気分で帰宅しました。
 豊田さんにはほんと、いつまでもお元気でいてほしいです。

 もちろん、豊田さんのご著書を持参し、サインをいただきました。これまた大ハッピー。
『退魔戦記』立風書房・立風ネオSFシリーズ(69)
 私が最も好きな豊田さんの長編です。面白かったなあ。(画像は、この本にいただいたサインです)
『日本SFアニメ創世記』TBSブリタニカ(00)
退魔戦記.jpg サイン.jpg 日本SFアニメ創世記.jpg
『クフ王のピラミッド』三省堂・SF傑作短篇集(77)
『もう一つの世界』三省堂・SF傑作短篇集(77)
クフ王のピラミッド.jpg もう一つの世界.jpg

【追記】
 豊田さんのお話のメインは『鉄腕アトム』『エイトマン』『スーパージェッター』、少し時代が飛んで『宇宙戦艦ヤマト』でした。
『宇宙戦艦ヤマト』は観ていなかったのですが、『鉄腕アトム』『エイトマン』『スーパージェッター』あたりは夢中になっていましたね。
 このブログでも書いていますように、子どものころに観ていたアニメが無性に懐かしくなり、何年か前から観まくっていました。それらの作品の多くに豊田さんが関わっておられたということは、もちろん当時は知りませんでした。というより、豊田さんという存在自体を知りませんでした。
 あ。そうそう。
 どうして私が『宇宙戦艦ヤマト』を観ていなかったのか。考えたこともなかったのですが、豊田さんのお話を聴いて――あ、そうだったのか、と。
『宇宙戦艦ヤマト』1974年10月6日~1975年3月30日、毎週日曜 19:30~20:00放送
『猿の軍団』1974年10月6日~1975年3月30日、毎週日曜 19:30~20:00放送
 とまあ、完全一致。で、私は『猿の軍団』を観ていたのですね。ふたつの番組を同時には観られません。(ちなみに、豊田さんは『宇宙戦艦ヤマト』『猿の軍団』ともに原作者の1人)
 あのころの裏話を当事者から伺うというのは本当に楽しいですし、このように新たな発見もあります。
 豊田さん、ありがとうございました。

 しっかし豊田さん、タフですねえ。
 講演前に控え室で1時間も私と話し、講演2時間(このときは立ちっぱなし)、サイン会、そのあと30分ほど控え室で……。講演では100パーセント豊田さんのお話、控え室でも70~80パーセント豊田さんのお話。その間、ほとんど休憩なしです。
 いやもう、感服しました。
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