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『詭弁論理学』『逆説論理学』

 ゆえあって、書棚から野崎昭弘『詭弁論理学』『逆説論理学』中公新書(76、80)を取り出してきました。
『詭弁論理学』の存在を知ったのは、忘れもしません。筒井康隆が「奇想天外」誌で連載していた新刊紹介エッセイ「みだれ撃ち瀆書ノート」です。調べてみますと、この本が取り上げられたのは「奇想天外」1977年1月号(通巻10号)。
 ダンボールから当該号を取り出し、読んでみました。――そうそう、これですこれです。これを読んで読みたくてたまらなくなり、書店に走ったのでした。
 いやあ、期待に違わず面白かったですねえ。『逆説論理学』はその姉妹編。発売を知るや書店に走ったことは言うまでもありません。
詭弁論理学.jpg 逆説論理学.jpg 奇想天外1977年1月号.jpg
 思い返せば、連載「みだれ撃ち瀆書ノート」は私にとって、最高の読書指南でした。紹介されていた本、どれだけ読んだことか。どれだけ面白かったことか。(→この記事参照)
 懐かしくなって、『みだれ撃ち瀆書ノート』集英社文庫(82)を手に取りました。
 目次を眺めて、あのころ(20歳前後)を反芻しています。
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