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映画『寄生体XXX』


 映画『寄生体XXX』を観ました。2018年のカナダ映画。『寄生体X』という映画もありますが、本作とは無関係のようです。(『寄生体X』、観たというメモは残っているけど、どんな話だったのか、さっぱり覚えてない)
 人間の生命と記憶、それに容姿も吸い取り、その人間に成り代わる生命体。すべてを吸い取られた人間の姿は、まさに『スペースバンパイア』の犠牲者たちを彷彿させます(わおっ!)。若いころは数年ごとでよかったのですが、いまは数時間おきに新たな肉体を得ないと、その生命を維持できなくなっています。映画はその吸い取りシーンから始まり、期待度マックスで観始めたのですが……。
 80分という短さなのに、映画開始から1時間あまり、ただ淡々と人間を乗り換えていくだけの描写が続きます。はっきり言って退屈ですが、あと少しで終わると思えば我慢もできます。
 65分ほどが経過したとき、なぜか生命体は自分の人生にピリオドを打とうと決意し、ある女性(もちろん人間。生命体が本気で愛していたらしい)に自分の正体を告白します。しかし結局、その女性も毒牙に……。
 ラスト数分、意外な展開が待っています。いささか驚きました(というか、首を傾げたというほうが適切かも)が、まあ、これは書かないことにしましょう。
 なんだかよくわからない映画でした。
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