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映画『ロビンフッドの冒険』


 映画『ロビンフッドの冒険』を観ました。1938年のアメリカ作品です。
 まさに痛快! 最高のロマンスですね。冒険譚という意味でも、恋愛譚という意味でも。
 1938年って昭和13年ですよ。映像(カラーです)も美しく、あの時代にこんな映画を!
 先日、映画『ロビン・フッド』(1991)を観た際にも書きましたが、私はレジスタンス物語が好きです。『スター・ウォーズ』しかり、『水滸伝』しかり。そういえば、この映画(『ロビンフッドの冒険』)に、ロビンが捕まって絞首刑に処される寸前、仲間たちが刑場に乱入して救出、なんてシーンがありました。『水滸伝』にも似たようなエピソード(宋江と戴宗が処刑される寸前に救出)があり、それを思い出しました。いいなあ。
 いやあ、面白かった。楽しかった。
 もうちょっとロビン・フッド物語に浸りたい気分です。
ロビンフッドの冒険.jpg
コメント(4) 

コメント 4

香川治成

いや~、懐かしい!幼稚園か小学校1,2年の時に確かフジTVだったとおもうのですが、ウィークデイの午後に洋画をやる枠があって、そこで最初に見ました(同じ枠で「珍道中」とか「キングコング」とかルネ・クレール版の「奥様は魔女」とかを見た記憶が)割と最近にNHKBSでこの作品を再見して色々と面白い発見がありました、ロビンたちが最後のほうで黒衣の巡礼者(?)に化けて城に乗り込むシーンは「カリオストロの城」の結婚式のシーンに影響を与えているのでは?(「カリオストロ」にはエイゼンシュテインの「イワン雷帝第二部」のカラーパートの影響もあると思いますが)あとクロード・レイノルズ演ずるジョン王のメイク!これって手塚治虫の「マグマ大使」のゴアのモデル(?)では?


by 香川治成 (2021-06-12 17:11) 

香川治成

すみません!
ジョン王を演じたのはクロード・レイノルズではなく、
クロード・レインズでした!!
クロード・レインズはウエルズ原作の「透明人間」の主演も務めた俳優で、死ぬ時に初めて顔が現れるという役でした。このクロード・レインズが主演した「透明人間」(1933年)も手塚治虫に少なからぬ影響を与えた作品ではないかと想像されます。
初期作品の「地底国の怪人」や「メトロポリス」のミミ男やミッチーの最期や、また「鉄腕アトム・電光人間」の雪中のシーンにはこの映画の影響が感じられます。


by 香川治成 (2021-06-12 18:12) 

香川治成

またまたすみません!!!
あと手塚治虫自身がアニメ映画「火の鳥2772」の時に1933年版「透明人間」からの音楽の影響を明言しています。

by 香川治成 (2021-06-12 18:16) 

高井 信

 あー。そうですねえ。昔は古い映画がばんばんテレビで流れていましたねえ。懐かしいです。
 えと。私は俳優さん(特に外国人)の名前と顔がわからない人なんですが、タイトルを挙げられた映画、みんな観ていますよ。
 で、この『ロビンフッドの冒険』、おっしゃる通り、後世の作品に多くの影響を与えているでしょうね。いま観ても傑作なのですから、当時(リアルタイムに近い時期で)観た方々にどれだけの衝撃を与えたことか。
 さて、今夜は何を観ようかなと考えているところです。
by 高井 信 (2021-06-12 18:20) 

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