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『ロビン=フッドの冒険』

 積ん読マンガ撲滅キャンペーン継続中ですが……。
 昨日に引き続き、マンガ無料サイト「マンガ図書館Z」より久松文雄『ロビン=フッドの冒険』を読みました。長編『ロビン=フッドの冒険』に、読み切り短編「ミラーマン」が収録されています。
 子どものころ、本を読んで泣いたことが2回あります。ひとつは『家なき子』でお猿のジョリクールが死ぬシーン(→この記事参照)。もうひとつは『ロビン・フッドの冒険』でロビン・フッド最期のシーン。もはや事切れる寸前、ロビンがふらふらと立ち上がり、弓矢を手にします。矢を放ちますが、矢はへろへろと数メートル飛んだだけで落下。元気なころには、遠くのものも正確に射貫いたロビンの矢が……。たまらず、泣いてしまいました。
 私が読んだのは小学館『少年少女世界の名作文学』に収録されていたものという記憶があります。調べてみますと、1965年1月1日の発行。当時、私は7歳。定かではありませんが、そのころに読んだのでしょう。
 そんな思い入れたっぷりのロビン・フッド。久松文雄が描くとどうなるか。最期のシーンは?
 期待して読み進めました。いい感じで進んでいくのですが、これからというところで「FIN」。え? ここで終わり?
 なんらかの事情で打ち切りになったのでしょうけれども、それにしても……。どうしようもない欲求不満に襲われたのでした。う~~む。
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