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劇場版アニメ『鉄人28号 白昼の残月』

 今朝、TVアニメ『鉄人28号』(2004年版)全26話を観終えました。最後まで、暗くて重かったです。物語の舞台は昭和30年代の日本。第二次世界大戦の名残が色濃く残っています。私が慣れ親しんでいる鉄人ではあまり触れられていない(あえて避けている?)部分ですが、実際問題としては、こちらのほうがリアルなのかもしれません。
 さて、今夜は劇場版アニメ『鉄人28号 白昼の残月』を観ました。2007年公開。2004年のTVアニメとほとんど同じメンバーで作られていますが、続きというわけではないようです。
 原作にはない、オリジナルストーリー。2004年版TVアニメと同じく、暗くて重いです。登場人物がギャグを飛ばすシーンもあるのですが、このアニメにギャグは必要なのかなあ。すごく浮いていると感じました。戦後間もないという時代設定なのに、正太郎くんが大好きな女性が「わたし、ショタコンなの」なんて言い出したときには呆れましたよ、ほんと。
 正太郎に異母兄弟がいたりするし、鉄人は鉄人ですが、もはやパラレルワールドの鉄人ですね。モノクロアニメ(1963年~66年放送)リアルタイム視聴世代である私は、あのころに観た、読んだ鉄人が好きです。ここまで違ってしまうと、ちょっと……。これはもう、そういうものなのですから、仕方がないのでしょうね。
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