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『ニッポン遺跡』

 承前
 大下宇陀児といえば私にとって「星新一を見出した人」です。当然、気になる存在ではあるのですが、著作はほとんど読んだことがありません。うちにあるのは……と記憶をまさぐっても、思い浮かぶのは『おかしな小説 ニッポン遺跡』養神書院(67)くらいです。(カバー袖に星新一の推薦文)
 この本、再刊されているのかしらん、と調べてみましたら、あら、『ニッポン遺跡: 大下宇陀児SF傑作選』TAPIRUS(18)なんて本がKindleで!
「ニッポン遺跡」に加え、「宇宙線の情熱」「紅座の庖厨」「空中国の大犯罪」を収録。300円。
 気になるので、買うことにしました。(詳細は版元サイトを)
ニッポン遺跡.jpg ニッポン遺跡(Kindle).jpg

【追記】
 ふと思いました。『ニッポン遺跡』って、『世界SF全集34 日本のSF(短篇集)』早川書房(71)に収録されている「ニッポン遺跡(抄)」しか読んだことがなかったのではないかと……。
 Kindle版を買った機会に、ちゃんと読みたいと思います。
世界SF全集34.jpg
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