横綱昇進条件
この記事を読んで、またかよ、と思いました。
> 初の年間最多勝のタイトルにも輝き2020年を満点締め。21年初場所が初の綱とりとなる。昇進を預かる審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は「(来場所は)優勝しなきゃダメ。レベルの低い優勝だと困る。今場所みたいに勝っていけば」と13勝以上の優勝を昇進のメドにした。
勝ち数関係なく、2場所連続優勝すれば、それでいいではないですか。
というか、稀勢の里の昇進例に準拠するならば、今場所後に横綱に昇進してもおかしくないのでは?
ちなみに、稀勢の里は前の場所が12勝3敗(優勝力士と2差)。当然、翌場所は綱取り場所とは言われてなかったのですが、勝ち進んでいくうちに「優勝すれば横綱」なんて、わけのわからない話が持ち上がり、結果、優勝→横綱昇進となりました。連続優勝でも、それに準ずる成績でもないし、綱取り場所でもなかったけれど、年間最多勝だの安定感抜群だの、これまたわけのわからない理由をつけて……。
で、貴景勝です。先場所は12勝3敗(優勝力士とは1差)。稀勢の里でしたら、今場所は綱取り、なんて言われていたもしれませんが、それはなし。で、ご存じのように優勝。稀勢の里は初優勝でしたが、貴景勝は2度目です。さらには年間最多勝。
いや別にね、この成績で今場所後に横綱昇進なんて、あってはいけないと思うのですよ。ただまあ、あの成績で稀勢の里を昇進させたのに、なぜ貴景勝にはそういう話が出ないのか、翌場所の優勝にも条件がつくのか、と。
まあ実際は、来場所も優勝したら、たとえ12勝3敗でも横綱に昇進すると思います。だったら最初から「レベルの低い優勝だと困る」とか言わなきゃいいのに。さらに言うならば、「14勝1敗」の優勝同点(優勝決定戦で負け)でも横綱に昇進させるのでは? だったら「優勝しなきゃダメ」なんて言わなきゃいいのに。
大相撲は大好きなのですが、こういうところは大嫌いです。
※
そういえば……。
貴景勝が大関を目指しているころには、こんなこともありました。読み返すと、気分が悪くなります。
> 初の年間最多勝のタイトルにも輝き2020年を満点締め。21年初場所が初の綱とりとなる。昇進を預かる審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は「(来場所は)優勝しなきゃダメ。レベルの低い優勝だと困る。今場所みたいに勝っていけば」と13勝以上の優勝を昇進のメドにした。
勝ち数関係なく、2場所連続優勝すれば、それでいいではないですか。
というか、稀勢の里の昇進例に準拠するならば、今場所後に横綱に昇進してもおかしくないのでは?
ちなみに、稀勢の里は前の場所が12勝3敗(優勝力士と2差)。当然、翌場所は綱取り場所とは言われてなかったのですが、勝ち進んでいくうちに「優勝すれば横綱」なんて、わけのわからない話が持ち上がり、結果、優勝→横綱昇進となりました。連続優勝でも、それに準ずる成績でもないし、綱取り場所でもなかったけれど、年間最多勝だの安定感抜群だの、これまたわけのわからない理由をつけて……。
で、貴景勝です。先場所は12勝3敗(優勝力士とは1差)。稀勢の里でしたら、今場所は綱取り、なんて言われていたもしれませんが、それはなし。で、ご存じのように優勝。稀勢の里は初優勝でしたが、貴景勝は2度目です。さらには年間最多勝。
いや別にね、この成績で今場所後に横綱昇進なんて、あってはいけないと思うのですよ。ただまあ、あの成績で稀勢の里を昇進させたのに、なぜ貴景勝にはそういう話が出ないのか、翌場所の優勝にも条件がつくのか、と。
まあ実際は、来場所も優勝したら、たとえ12勝3敗でも横綱に昇進すると思います。だったら最初から「レベルの低い優勝だと困る」とか言わなきゃいいのに。さらに言うならば、「14勝1敗」の優勝同点(優勝決定戦で負け)でも横綱に昇進させるのでは? だったら「優勝しなきゃダメ」なんて言わなきゃいいのに。
大相撲は大好きなのですが、こういうところは大嫌いです。
※
そういえば……。
貴景勝が大関を目指しているころには、こんなこともありました。読み返すと、気分が悪くなります。
2020-11-23 18:40
コメント(1)
横綱昇進には、大関での2場所連続優勝は十分条件。これさえ達成すれば、それ以前の成績如何で見送られたことなど、少なくとも私が大相撲を観始めてから、一度もなかったような気がします。
by 高井 信 (2020-11-23 19:10)