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映画『サーズ・ウォー』

 映画『サーズ・ウォー』を観ました。2003年の香港作品。
 サーズ(SARS:重症急性呼吸器症候群)は、2002年~2003年、アジアやカナダを中心に広がった感染症です。いま、われわれを襲っている新型コロナと同じくコロナ・ウイルスの一種で、終息宣言が出されたのは2003年7月5日とのこと(その後も孤発の感染はあったようですが)。それを2003年に映画化してしまうとは、タイムリーというかタイムリーすぎるというか……。
 この映画では感染時、ウイルスが目に見える形で表現されるんですよね。見ていて、恐くなります。物語の舞台は病院内に限定され、もちろん私の知らない世界で実体は知らないのですが、ものすごくリアリティを感じます。
 作られたときがタイムリーなら、いま観るのもタイムリー。内容そのまんまで、タイトルを『新型コロナ・ウォー』としてもいいような……。いま――コロナ禍の真っ只中に観て、本当によかったと思います。
 サーズは、第1感染者の報告から約8ヶ月後に終息宣言が出されました。新型コロナの終息宣言はいつになるのでしょうか。
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