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『漫画家、パーキンソン病になる。』

 島津郷子『漫画家、パーキンソン病になる。』BUNKASHA COMICS(16)を読みました。パーキンソン病に罹った漫画家の闘病記です。
 私の身内もパーキンソン病に罹り、20年ほどの闘病ののち、1996年に他界しました。当人はもちろんのこと、私たちも大変でした。
 この本の著者がパーキンソン病の兆候に気がついたのは2001年とのこと。そして、このエッセイを描き始めたのは2013年。
 パーキンソン病が発症して12年も経った人がマンガを描いている! しかも、それを全く感じさせない絵柄で!
 驚きました。身内がこの世を去ったあと、ずいぶん治療法が進歩しているのだろうとは思いますが、それにしても……。。
 やむにやまれぬ衝動に駆られて購入。読んでいる間、身内とのあれこれがオーバーラップし、なんとも言えない気持ちに陥りました。
 島津さん、手術が功を奏して、よかったですね。心から、そう思います。
漫画家、パーキンソン病になる。.jpg
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

 著者の年齢が明記されておらず、気になったので調べてみましたら、1954年生まれ。発症時(2001年)は46歳か47歳ですね。
 マンガで描かれている女性はどう見ても20代。主人公の容貌と内容に違和感があったのですが、その理由がわかりました。
 年齢相応の容貌にしてくれればよかったのにな、と思います。
by 高井 信 (2020-03-26 11:56) 

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