『プリズナーNo.6完全読本』

　尾之上浩司編著『プリズナーNo.6完全読本』洋泉社（18）を編者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
　告白してしまいますと、私、このＴＶドラマをちゃんと観た記憶がありません。調べてみましたら、日本で放送されたのは1969年で、私が小学6年生のときです。このころ、私はまだＳＦに目覚めておらず、というより、ＳＦという言葉すら知りませんでした。しかもＮＨＫ深夜枠での放送とのこと。それは観ませんねえ。
　のちにノベライズ――トーマス・Ｍ・ディッシュ『プリズナー』ハヤカワＳＦシリーズ（69）は読みましたけれど、軽く40年以上は昔の話。すっかり忘れています。
　ということで、このドラマに思い入れはないのですが、そこはそれ、前著『ゴースト・ハンターズ完全読本』洋泉社（18）では、『事件記者コルチャック』を知らない私にも楽しめる本を編者は提供してくれました。この本にも期待ですね。
　この本の巻頭には――
＞古手のファンにも、これからご覧になるファンにも役立つ本になればと考える。
　と書かれています。おおっ！（嬉）
　

コメント 3

　このドラマに関して、うっすらとした記憶がないこともないんですが、ほんとにぼんやりとした断片的なもの。初回は深夜放送だったということですから、小学6年生はまず観てない。再放送を観たのかなあ。いやいや、全く覚えていません。
by 高井　信 (2018-06-21 13:07) 

　へえ。80年代にはビデオがレンタルされていたのですか。全くノーチェックでしたねえ。
　あのころ、あんまりＴＶドラマは借りませんでしたね。覚えているのは『Ｖ』くらいかな。これは面白かった。
by 高井　信 (2018-06-21 13:19) 

　子どものころに観たスパイドラマというと、『0011ナポレオン・ソロ』『0022アンクルの女』『アイ・スパイ』『それ行けスマート』あたり、好きだったなあ。――と思い出してみたり。
　いやこの本、楽しいですぞ。
by 高井　信 (2018-06-21 13:29)