訃報:ブライアン・オールディスさん
ブライアン・オールディスさんが亡くなられたとのこと。享年92。
正直なところ、私はあまりよい読者ではありませんでしたが、それでも古いところはそこそこ読んでいます。SFファンの基礎教養ですからね。
貧弱な読書歴のなかで、この1冊となりますと、圧倒的に『地球の長い午後』です。いやほんと、面白かった。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
うちにあるオールディスを集めてみました。たぶんこれで全部と思います。
【追記】
『スーパートイズ』もどこかにあることを思い出しました。ダンボールの奥深くと思われ、探す根性はありません。
【追記2】
『ありえざる星』の裏表紙、一瞬、ぞくぞくっとする。
正直なところ、私はあまりよい読者ではありませんでしたが、それでも古いところはそこそこ読んでいます。SFファンの基礎教養ですからね。
貧弱な読書歴のなかで、この1冊となりますと、圧倒的に『地球の長い午後』です。いやほんと、面白かった。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
うちにあるオールディスを集めてみました。たぶんこれで全部と思います。
【追記】
『スーパートイズ』もどこかにあることを思い出しました。ダンボールの奥深くと思われ、探す根性はありません。
【追記2】
『ありえざる星』の裏表紙、一瞬、ぞくぞくっとする。
2017-08-22 12:25
コメント(2)
私も良い読者じゃありませんでした。『地球の長い午後と『寄港地のない船』』しか読んでいませんから。どちらも面白かった。ショートショート『T』も面白いでした。
ブライアン・オールディスさんといえば思い出すのは(すみません、前に書いたかもしれませんが)今から三十数年前、成田空港から伊丹空港まで国内線に載りました。
隣に座っていた私と同じぐらいの年齢の人が読み始めた本がハヤカワSFシリーズの小松左京『星殺し』。おもわず、SFがお好きなんですかと声をかけました。するとこの方は大阪にある毛皮製品の会社の社員で、仕事で英国に行った帰りとのこと。ロンドンの古書店で見つけたのですよといって見せてくれました。ページを繰ったら、なんと小松左京さんのサイン本でブライアン・オールディス宛の献辞があります。全部英語で1970年8月の日付になっています。
1970年に開催された国際SFシンポジウムに参加したオールディスさんに小松さんが進呈した本なのでしょうね。その本を帰国してからオールディスさんは古本屋に売り払った。その本が再び大阪に戻ってきた。そんな流れなんでしょうね。
追記2のサインも、国際SFシンポジウムのときに書いてもらったものじゃないでしょうか。
オールディスさんの訃報を聞き真っ先らそれを思い出したました。
by 山本孝一 (2017-08-22 22:21)
いつもながら、興味深いエピソードをありがとうございます。
>前に書いたかもしれませんが
ええ。伺ったような気がしますけれど、知らない方も多いと思います。
サインですが、この本、新刊書店で買ったような記憶があるんですよね(新刊発売時ではなく、だいぶ経ってからの店頭在庫と思いますが)。で、サインをもらった記憶はない。つまり、直筆に見えますけど、印刷ではないかと。
50年近く前の話。記憶は曖昧です。
by 高井 信 (2017-08-23 06:22)