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収穫報告

 お待たせしました。昨日の収穫です。
 まずは北原尚彦さんから、代理購入していただいていた本を受け取りました。
◎『豆乱歩 江戸川乱歩掌編傑作選』十三舎(16)
 立方体の箱に豆本が5冊とカード5枚がはいっています。(この画像のみ、縮小率が違います)
豆乱歩.JPG
◎L・J・ビーストン『二枚の肖像画』湘南探偵作家倶楽部叢書(16)
 黒白書房版(26)の復刻版。
◎アン・レッキー『彼の歌の示す処』ハルコン・SF・シリーズ(16)
 最新刊です。
◎『盛林堂の謎めいた本棚 書肆盛林堂出版三周年記念』書肆盛林堂(16)
 正確に言うと、盛林堂さんが「これ、高井さんに差し上げてください」と北原さんに託したものです。これを受け取った直後、盛林堂さんを訪れるという、この不思議な縁。あ、しまった。盛林堂さんにお礼を言うのを忘れてた。すみません。
二枚の肖像画.jpg 彼の歌の示す処.jpg 盛林堂の謎めいた本棚.jpg
◎青山光二監修『ガンファイター 特選8篇』新風出版社(71)
『幻の賭博師 ほか8篇』(70)の改題新装版。「特選8篇」と書かれていますが、これは誤植で、全9編収録。この誤植はカバーだけで、本文や奥付では「特選9篇」となっています。
 新風出版社のアンソロジー、残るは寺内大吉監修の競馬アンソロジー2冊だけとなりました(と思う。私の知る限り)が、これは収録作品が少ない(すなわちショートショートではない)し、競馬だし、手元に置いておく必要はないような気もします。(→この記事参照)
ガン・ファイター.jpg 新風社アンソロジー.jpg 
 続いて、北原さんに西荻窪、荻窪の古本屋を案内してもらいました。
◎種村季弘・高柳篤『新版・遊びの百科全書② だまし絵』河出文庫(87)
 だまし絵(トリックアート)、好きですねえ。
◎日本テレビ編『怪奇夜話』日本テレビTVブック(71)
 TV番組『怪奇十三夜』のノベライゼーション。全6編。この番組はDVDで観たのですが、けっこう面白かったです。
だまし絵.jpg 怪奇夜話.jpg 怪奇十三夜.jpg
◎小松左京『復活の日』早川書房・日本SFシリーズ(64)
◎小松左京『エスパイ』早川書房・日本SFシリーズ(65)
 小松左京の長編で私のベスト3は、この2編と『日本アパッチ族』です。もちろん本自体は持っていますが、帯欠。あんまりにもきれいな帯が付いていたので、ついふらふらとレジへ。こういうことをしてはいかんのだよなあ(反省)。
◎ジェローム・K・ジェローム『ボートの三人男―犬は勘定に入れません―』筑摩書房・世界ユーモア文学選(69)
「世界ユーモア文学選」は全10巻(→この記事参照)。ようやく7冊目です。あと3冊。ちなみに「世界ユーモア文庫」は8冊所有。あと2冊。
復活の日.jpg エスパイ.jpg ボートの三人男.jpg
◎タック・ラム『アジアの現代文芸VIETNAM〔ベトナム〕②タック・ラム作品集 農園の日差し』大同生命国際文化基金(00)
 全然わかりませんが、ともあれ短い短編小説集です。
◎若島正編『ベスト・ストーリーズⅠ ぴょんぴょんウサギ球』早川書房(15)
「ニューヨーカー」誌の傑作集。買わなきゃなあと思いつつ、まだ買っていませんでした。
農園の日差し.jpg ベスト・ストーリーズⅠ.jpg
 古本の収穫は以上ですが、古本屋さんで嬉しいものをいただきました。
◎「第12回 中野区ゆかりの著作者紹介展示 異彩の作家・香山滋~古代・浪漫・奇譚~」中野区立中央図書館
 企画展のパンフレット。盛林堂さんにいただきました。何度か書いていますが、私は香山滋大好き。とっても嬉しいです。
◎「にわとり文庫古書目録」にわとり文庫
 在庫をどっさりいただきました。書影満載(カラーも多数)で、見ているだけで楽しくなります。これも嬉しい。数が多いので、書影は第2号のみ掲載します。
異彩の作家・香山滋.jpg にわとり文庫2.jpg
 とにかく楽しかったです。
 北原さん、そして古本屋の店主の皆さんに感謝。ありがとうございました。
 荷物は重かったですけれど、こういう重さは心地よいです。う~~~~む、満足。
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