SSブログ

『最新!平成ことば事情』ほか

 関西に住んでいたとき、読売テレビ・道浦俊彦アナの日本語コーナー(夕方のニュース番組の1コーナーだったか)を楽しみにしていました。目のつけどころが素晴らしいのですよ。名古屋に転居して、そういった番組とは疎遠になっていたのですが、ふとしたきっかけで、道浦アナが何冊も本を上梓されていることに気がつきました。
 おお! と、まとめ買い。
◎道浦俊彦『「ことばの雑学」放送局 「新語・造語・迷用法」をアナウンサーが楽しく解説』PHP文庫(03)
◎道浦俊彦『スープのさめない距離 辞書に載らない言い回し56』小学館(07)
◎道浦俊彦『最新!平成ことば事情 抱腹舌好調!現役アナの日本語教室』ぎょうせい(11)
「ことばの雑学」放送局.jpg スープのさめない距離.jpg 最新!平成ことば事情.jpg
 読むのが楽しみです。
 日本語の誤用に関する本では、マンガにも面白いものが多いです。マンガですから用例は少ないのですが、それゆえ選び抜かれているんですよね。
 お勧めは、こんな本です。
◎かおり&ゆかり『えーっ!これ、言い間違い!? 知っていないと恥ずかしい日本語』飛鳥新社(13)
 誤用をテーマにした本のタイトルに疑問を呈するのははばかられるのですが、「知っていないと恥ずかしい日本語」って、どうなんでしょ。私の言語感覚では、ちょっと違和感あり。「知らないと~」でしたらすっきりなのですが。
◎篠崎晃一・著/たかまつやよい・絵『え?これっておかしいの!? マンガで気づく間違った日本語』主婦の友インフォス情報社(14)
◎ふじいまさこ/学研辞典編集部・監修『日本人ですが、ただいま日本語見習い中です! 言葉を愛する辞典編集者の毎日』学研教育出版(14)
えーっこれ、言い間違い!?.jpg マンガで気づく間違った日本語.jpg 日本人ですが、ただいま日本語見習い中です!.jpg
 あ、そうだ。タイムリーなので。
『マンガで気づく間違った日本語』のカバーには、こんなマンガが載っています。
カバー裏.jpg
 で、今日のヤフーニュースに「V6坂本昌行 稽古中に初の知恵熱」なんてのがあります。44歳で知恵熱ですか。いいのかなあ、そういう発言をする芸能人も、それをそのまま報道するマスコミも。

【追記】6月1日
 ブログ内検索をしてみたら、この記事で「知恵熱」に触れていました。
>「知恵熱」――「勉強をしすぎたり頭を使いすぎたときに知恵熱が出るなんてよく使いますが」というナレーションが流れて、びっくり。よく使う? ほんと?
 と書いています。よく使われているというのは本当なんですね。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。