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『ホルメス探偵』

表紙.jpg カミの邦訳書のなかで最も入手困難な1冊と言えば、『ホルメス探偵』麦書房・雨の日文庫(58)ではないでしょうか。ホルメスとは言うまでもなく、ルーフォック・オルメスのこと。ルーフォック・オルメスといえばショートショートの資料ですから、なんとか入手したい。
 この本の存在を知って以来、気には留めていたのですけれど、かすりさえしない。正直、もう諦めていましたところ、本日、ついに!
 わが家に誕生したのでありますよ。えっ? 誕生? 入手ではなく? ええ、誕生。――すなわち、生まれたのです。
 もったいぶった書き方をしてしまいました。この書影、レプリカなんです。
 ちょっと前に北原尚彦さんが入手されたと聞き、「スキャンして。レプリカ作るから」とお願い。数日前に画像が届き、本日、版下作り→印刷→製本と相成った次第です。
 久しぶりとはいえ、こういう作業は慣れたもの。淀みなく作業を続け、ぷひょーんと完成させました。これがまた、われながら惚れぼれするほど見事な出来映え。製本技術を磨いておいて、よかった~~。これがあったら、現物なくてもいいかも――な~~んて(笑)。
 北原さん、ありがとうございました。
コメント(2) 

コメント 2

北原尚彦

 どういたしまして。お役に立って幸いです。
 でも、綺麗にできていますね。少なくとも写真では、本物より綺麗です。
 ……ちょっと悔しいのは何故(笑)
by 北原尚彦 (2016-03-01 00:03) 

高井 信

 自分でも、うまく作れたなあと思います。ほんと、感謝です。
>……ちょっと悔しいのは何故(笑)
 交換します?(笑)

by 高井 信 (2016-03-01 08:36) 

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