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『SFハガジン』第7号

 思うところあって――といっても、大したことじゃないのですが、「SFハガジン」第7号を作ってしまいました。いくら発行スケジュールがいいかげんとはいえ、19日ではさすがに早すぎます。発行日は2月22日(来週月曜日)としました。
 今回は斎藤肇さんの作品です。これまで誌面の画像を掲載してきましたが、あまり意味がないと思いますので、今回から画像は省略することにしました。
 さっそくポストに投函。夕方に近い時間帯ですから、大多数の方々には来週の月曜日(発行日!)に届くことでしょう。
 天気がいいので、そのままちょっとサイクリングすることにしました。途中、ブックオフを散歩して――
◎ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』ハヤカワ文庫SF(06)
『ジョナサンと宇宙くじら』ハヤカワ文庫(77)の新版です。初版は発売時に買い、昨年4月18日、旧版のタイトル違い(ジョナサンと宇宙クジラ/1990年3刷)を買い、今回、新版を買うに至った次第。相変わらず、無駄なものを買っていますねえ。あ、いやいや、この本は何冊持っていてもいいくらいの、傑作短編集なんです(←意味不明)。それに、新版には久美沙織の解説が増補されています。うん、無駄ではない!
 せっかくなので、全冊の表紙を並べておきましょう。左から古い順です。
ジョナサンと宇宙くじら.jpg ジョナサンと宇宙クジラ.jpg ジョナサンと宇宙クジラ(新版).jpg
◎駕籠真太郎『喜劇 駅前虐殺』太田出版(99)
 先日、『駅前花嫁』を読み、「面白いなあ。シリーズ化されているのか。ほかのも読みたいな」と思っていました。
◎宮崎吐夢『諦女 宮崎吐夢のOL短編集』グラフ社(09)
 短編7編に詩が10編収録されています。短編はいずれも短め。それだけでは買わなかったと思いますが、短編のタイトルに「脱糞する準備はできていなかった」なんてのがあり、それが購買意欲を刺激しました。
駅前虐殺.jpg 諦女.jpg
コメント(5) 

コメント 5

斎藤肇

 うわあ、一足遅かった。
 実は今日、ハガジン用に短い作品を二作ばかり用意したところだったのです。ちょっと時事性がある(かもしれない)のを書いたので、早めに使ってもらおうかな、なんて。
 もっとも、ちょっと長すぎるかもしれないので、使えなかったらごめんなさいなのですが。
 もう発送してしまったということなら、もうちょっと見直してからメールしますね。
by 斎藤肇 (2016-02-19 18:42) 

高井 信

 うわあ、すみません。通例より1週間くらい早いですよね。ほんと、発作的に印刷しちゃったんです。
>ちょっと時事性がある(かもしれない)のを書いたので、早めに使ってもらおうかな、なんて。
 送っていただいたら、増刊号出しますよ。あるいは、ちょっと早めに8号を出すとか。斎藤さんの作品を連続して掲載しても、なんの問題もないわけですし。
 臨機応変というか優柔不断というか、それが「SFハガジン」です。
 よろしくお願いします。
by 高井 信 (2016-02-19 19:35) 

高井 信

>ちょっと長すぎるかもしれないので
 改行次第ですけれど、3枚半くらいなら、なんとかいけます。第5号の拙作が、ちょうどそれくらい。これが限界ですね。
 いざとなったら、宛名面を使うこともできます。さすがに連載はしませんが(笑)。
by 高井 信 (2016-02-19 19:47) 

高井 信

『駅前虐殺』の1編「駅前穿孔」を読みました。
 終盤、どっかで見たような展開だなあと思ったら――ああ、そうそう、東野圭吾『変身』だ。あっちは脳で、こっちは心臓ですが。
 同じような題材を使っても、ここまで違うんですねえ(笑)。私はどちらも好きです。
 駕籠真太郎、たまりません。
by 高井 信 (2016-02-29 12:10) 

高井 信

 ビデオテープの整理をしていたら、『ハートレス 記憶移植』なんてタイトルが目につきました。ちょっと気になってジャケットを見ると――
>心臓の悪いアニー・オキーフのもとに突然、臓器提供者が現われた。移植は成功し回復したアニーだったが、それ以降頭の中に見知らぬ男との性的な記憶が浮かぶようになっていた。アニーはサンフランシスコに引越し、心臓提供者の身元を知る。殺害されていた提供者。そしてそこには意外な事実が隠されていた。
 うへえ。これは観なければ。
by 高井 信 (2016-03-05 12:37) 

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