ショートショート「超能力の家系」
しょうもないネタを思いつきました。さっそく作品化。
「SFハガジン」用に取っておいてもいいんですが、いやしかし、これ使い古されているような気もするし、「SFハガジン」に掲載するとなると、だいぶ先になってしまいます。これは「いま」じゃないと。
ということで、掲載しちゃいます。
* *
超能力の家系
おれは超能力者の家系に生まれた。父はサイコキネシス、祖母はテレパシー能力を持つ。姉も弟も小学生のころに超能力が発現した。姉はテレポート、弟は透視能力だ。
おれひとり、高校生になってもまだ超能力に覚醒していない。
このまま成人してしまったら、どうしよう。もしかしたら自分は本当の息子ではないのではないか。不安が募る。
そんなある日。街を歩いていたら、見知らぬ男に話しかけられた。
「兄さん。悩んでいるようだね。いい覚醒剤があるよ。これを使えば、どんな悩みもばっちり解決さ」
「SFハガジン」用に取っておいてもいいんですが、いやしかし、これ使い古されているような気もするし、「SFハガジン」に掲載するとなると、だいぶ先になってしまいます。これは「いま」じゃないと。
ということで、掲載しちゃいます。
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超能力の家系
おれは超能力者の家系に生まれた。父はサイコキネシス、祖母はテレパシー能力を持つ。姉も弟も小学生のころに超能力が発現した。姉はテレポート、弟は透視能力だ。
おれひとり、高校生になってもまだ超能力に覚醒していない。
このまま成人してしまったら、どうしよう。もしかしたら自分は本当の息子ではないのではないか。不安が募る。
そんなある日。街を歩いていたら、見知らぬ男に話しかけられた。
「兄さん。悩んでいるようだね。いい覚醒剤があるよ。これを使えば、どんな悩みもばっちり解決さ」
2016-02-06 09:41
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