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『筒井康隆コレクションⅣ おれの血は他人の血』

 日下三蔵・編『筒井康隆コレクションⅣ おれの血は他人の血』出版芸術社(16)を編者より送っていただきました。ありがとうございます。
 今回、中心となっているのは『おれの血は他人の血』『男たちのかいた絵』です。どちらも懐かしいですね。
筒井康隆コレクションⅣ.jpg『男たちのかいた絵』については、昨年8月にちらと触れたことがありました(→この記事)。『写真小説 男たちのかいた絵』の著者・花田秀次郎がまさか筒井康隆本人であったとは……。本当に驚きました。もちろん本書には、そのこともきっちりと書かれています。日下さんも驚かれた由(笑)。
 ほかに、単行本や文庫に未収録の作品が5編。私が読んだことのない作品も2編あり、こういうのは格別に嬉しいですね。第1巻から連載されていた「NULL」からの抜粋再録は今回が最終回。これとは別に「DAICON」のパンフレットが完全再録されています。いやあ、マニアックですなあ(笑)。
「筒井康隆コレクション」も残すところ3冊。どんな隠し球が用意されているのか、楽しみです。
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