映画『地球最後の日』

「未知の惑星が接近。地球の運命は?」というSFの古典的なテーマを扱ったストーリーです。こういう話って、ほっと安心しますね。映像も、この時代の映画とは思えないほど美しく、とても楽しく観られました。
書影は原作――フィリップ・ワイリー&エドウィン・バーマー『地球最後の日』創元SF文庫(98)です。2度目の映画化『ディープ・インパクト』の公開に合わせて発行されました。原著発行年は1933年。
あ、そうそう。
本作はジョージ・パルの宇宙SF4部作のひとつとか。あとの3つは何だろう。『宇宙戦争』(1953年)と『月世界征服』(1950年)と……もうひとつは? 調べてみると、『宇宙征服』(1955年)というタイトルがヒットしました。これかな?
『宇宙戦争』と『月世界征服』は以前に鑑賞しました。で、今回『地球最後の日』を観たわけで、こうなると4部作を制覇したくなりますね。どこかで見かけましたら。――って、何が4部作なのか知らないのですけれど(笑)。
2015-10-20 18:11
コメント(2)
地球を脱出するロケットが大変にかっこ良かったのを覚えています。
創元SF文庫『地球最後の日』のカバー装画もなかなか良いですねぇ。
話は変わりますが、昔、高井さんといっしょに京都でパロディSF映画『フレッシュ・ゴードン』を観たことがあったでしょう。高井さんはもう覚えておられないでしょうが、高井さんと私と若いSFファンのK君の三人でした。K君は後にイラストレーターになり、『地球最後の日』の装画はそのK君の作品です。
(ごく個人的な書き込みですみません)
by 山本孝一 (2015-10-20 21:46)
>『地球最後の日』の装画はそのK君の作品です。
へえええええええ! 驚きました。
>(ごく個人的な書き込みですみません)
いえいえ、こういう情報って、すっごく楽しいです。
>高井さんと私と若いSFファンのK君の三人でした。
みんな若かった。私もたぶん20歳そこそこ。
by 高井 信 (2015-10-20 21:53)