創元推理文庫のカバー
YOUCHANさんのコメント(→この記事)を得て、ふと思いました。
創元推理文庫って、昔は背に分類のロゴマークが付いていたんだなあ。でも、たま~にマークの付いてないカバーもあったなあ。
たとえば、フレドリック・ブラウン『73光年の妖怪』。以下は「1963年10月27日 初版」と「1970年3月13日 16版」です。


この本に限ったことではなく、おぼろげな記憶ですが、コナン・ドイル『クルンバーの謎』もマークなしバージョンがあったと思います。ほかにもあるでしょう、きっと。
初版でマークがあって重刷でなくなるというのは通常では考えられず、編集のミスではないかと推測しているんですけれど、どうなんでしょうね。
マークといえば、ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』も面白いです。
最初は猫マークだったのに完訳時には帆船マークに。そのとき、カバーの色が紺色から赤に変更されたのですが、そのあとには青に変わり……。以下は「1967年12月22日 11版」「1971年7月9日 再版(完訳)」「1991年1月25日 21版」です。



こういったカバーの色違いバージョン、持っていても仕方がないんですが、見かけて気が向くと、つい買ってしまうこともあるという、私はアホです。
創元推理文庫って、昔は背に分類のロゴマークが付いていたんだなあ。でも、たま~にマークの付いてないカバーもあったなあ。
たとえば、フレドリック・ブラウン『73光年の妖怪』。以下は「1963年10月27日 初版」と「1970年3月13日 16版」です。


この本に限ったことではなく、おぼろげな記憶ですが、コナン・ドイル『クルンバーの謎』もマークなしバージョンがあったと思います。ほかにもあるでしょう、きっと。
初版でマークがあって重刷でなくなるというのは通常では考えられず、編集のミスではないかと推測しているんですけれど、どうなんでしょうね。
マークといえば、ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』も面白いです。
最初は猫マークだったのに完訳時には帆船マークに。そのとき、カバーの色が紺色から赤に変更されたのですが、そのあとには青に変わり……。以下は「1967年12月22日 11版」「1971年7月9日 再版(完訳)」「1991年1月25日 21版」です。



こういったカバーの色違いバージョン、持っていても仕方がないんですが、見かけて気が向くと、つい買ってしまうこともあるという、私はアホです。
2015-10-05 09:33
コメント(1)
東京創元社サイト「創元SF文庫入門――歴史編」より――
http://www.tsogen.co.jp/wadai/0301_02.html
>以下に、創刊時の作品を順に掲げます。
> 1『未来世界から来た男』フレドリック・ブラウン(1963年9月刊)
> 2『73光年の妖怪』フレドリック・ブラウン(1963年10月刊)
> 3『吸血鬼ドラキュラ』ブラム・ストーカー(1963年12月刊)
> (その後、帆船マークに移動。現在は創元推理文庫F)
つまり『吸血鬼ドラキュラ』は、SF→猫→帆船→Fなのでしょう。この変遷は面白いですね。
by 高井 信 (2015-10-15 20:01)