『我らの昨日のすべて』
波津博明・三浦祐嗣・逢沢淑人『我らの昨日のすべて』私家版(15)が届きました。SFファンジン「イスカーチェリ」を回顧する1冊。私も資料面(→この記事やこの記事参照)で協力した関係で、編者の廣島保生さんが送ってくれたのです。
A5判、200ページ弱。先ほど届いたばかりで、まだざっと目を通しただけの段階ですが、密度が濃く、読みごたえがありそうです。中心となっているのは過去のファンジンからの復刻。これはネオ・ベムの活動と重なりますね。同好の士の出現は頼もしい限り。こういった活動がどんどん広がっていけば……と思います。
廣島さん、お疲れさまでした。(下の書影、右は別冊付録「日本SF研究会小史」です)

なお、私は「イスカーチェリ」の会員ではありませんが、まるっきりの無関係でもなく、一度だけ寄稿させていただいています(→この記事参照)。
A5判、200ページ弱。先ほど届いたばかりで、まだざっと目を通しただけの段階ですが、密度が濃く、読みごたえがありそうです。中心となっているのは過去のファンジンからの復刻。これはネオ・ベムの活動と重なりますね。同好の士の出現は頼もしい限り。こういった活動がどんどん広がっていけば……と思います。
廣島さん、お疲れさまでした。(下の書影、右は別冊付録「日本SF研究会小史」です)


なお、私は「イスカーチェリ」の会員ではありませんが、まるっきりの無関係でもなく、一度だけ寄稿させていただいています(→この記事参照)。
2015-09-02 14:23
コメント(3)
読み終わりました。お名前だけ知っている先輩SFファンの名前がずらずら。もちろん、お付き合いのある方々の名前も散見。そういう名前を眺めているだけでも楽しいです。
まさに日本SFファンダム史の貴重な資料と言えると思います。すべてのファンダム・ファンにお勧めします。
BNFやMNFは知っていたけど、LNF(リトル・ネーム・ファン=駆け出しのファン)というのは知らなかったなあ(笑)。
by 高井 信 (2015-09-02 18:23)
ご紹介、ありがとうございます。
ファンジンの歴史を一冊にしたもので真っ先に思い出すのは『塵も積もれば』ですが、「宇宙塵」とはまた違った経過をたどったファンジンの記録として、そして当時の北海道ファンダムの様子を伝えるものとして、貴重な一冊になったのでは、と思っています。
これも著者の方々はもちろん、高井さんほか、みなさんのご協力あってのことと感謝しております。
本当にありがとうございました。
by 廣島保生 (2015-09-02 18:27)
引き続いて、エゾコンのプログラムブックと公式レポートを眺めていました。この2冊からもセレクトして収録すれば、よりよかったですね。
by 高井 信 (2015-09-02 21:42)